アート

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DVD念願叶って、フィレンツェの解剖博物館へ行って参りました。

前半は標本や剥製やらが鎮座しておわします。

いやはや、地球外生物としか思えない見知らぬ物体Xもちらほらあって、生物の神秘に思わず「ほ--ぅ」。

後半はかの有名な人体模型がズラズラズラリ。

私の愛するバロック期につくられたというこれらの模型はゲイジュツの域に達しとりました。

可憐なる乙女が全裸どころか内臓までもさらけ出しちゃってる姿はエロく切なくなんともはや。

ほかにもカタツムリや猫、鶏の解剖模型などなどもございました。

ひとつ残念だったのは、要予約の骨部屋が見れなかったこと。なんでも1グループにつき(一回この部屋を開けるのに)30ユーロかかるそう(+チケットの半額3ユーロ)。

今度はいつフィレンツェか分かりませんが、よかったらどなたか一緒に割り勘で骨部屋見学いたしませんか?

※ここの人体模型の美しさと精巧さは有名でありまして、写真集も出とりますね。日本人写真家による『バロック・アナトミア』と、ここの博物館による『解剖百科』でございます。絵なんか描く方なぞにも必携と思われる役立つ美術書と思われまするよ。
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DVD見渡せば柳桜をこきまぜて 都ぞ春の錦なりける

柳の薄緑が風になびき満開の桜が眼を楽しませる、そんな平安京の長閑な情景が眼に浮かびます『桜さくら』12ページより

春になると、花見ダー、宴会ダー、温泉ダー!!!と飛び回っていた私がこっちへ来てしまったのと、いつか花見がしたいー。と半ばオンネン(?)のように言い続ける相方のために友達がくれた本がコレ、『桜さくら―Picture Book of Cherry Blossoms』

表紙の典雅さもオナイスですが、全編オールカラーの桜づくしの中身は、日本人の桜フェチな私のみならず、花見を知らない相方の感性にも直撃だったようで゛すんばらしいっ゛の一言。冒頭に紹介した和歌や短い説明を挟みつつ、家に居ながらにして桜を堪能させてくれるまさに桜づくしのゼイタク~な一冊でございマス。

゛Picture Book of Cgerry Blossams゛なんてありますが、本書中の説明は全て日本語。でも90%は目と感性で楽しむ配慮がされていて、日本語分からん外国人さんにも納得ゆくつくりとなっとりマス。これを選んでくれた友ったら結構「やるじゃん」。なんて感謝&感心してしまいました(笑)

この本、ガイジンさんへのプレゼントにもイイと思いますが、日本人家庭に一冊はあって良い(?)かしらん。と感じるぐらい日本のココロが詰まった一冊でもございます。
DVD当たり前にあったものが、今では懐かしく感じるほど身近でなくなりつつある、日本のカタチを約400点の写真で見せてくれてます。

全写真、モノクロ。最初は「カラーにすりゃ、良かったのに」と思うも、ページを操るにつれ、カラーでは多分こうはいかなかっただろう。な効果を感じましたデス。

なんというか、時が止まった感じというか、静寂というかが懐かしさや美しさ、希少さを際立たせてる気がするのです。

何度か、「昔はね、あなたみたいな人たくさんいたのよ」と言われたことあるんですが、密かにこの本にある物たちが懐かしく身近に感じるのは、日本人だけというのではなく、当たり前にこれらの物があった時代が私の前世に生きた時代かっ? というぐらい、開く度に郷愁を感じるのですよ。。

とか言って、購入者の相方の方がこの本見て私以上にウチフルエテいるのを見ると、なんだか複雑だったりもするんですが。。(笑) 
Amazon.co.jp:砂の女 特別版: DVD100ページに満たないながらも、中々に充実のイタリアのアート雑誌でありまして、この手の雑誌に是非ともクリアしてもらいたい写真のクオリティも高く、見てるだけでちょっとタノシな雑誌デス。

芸術新潮読者としては、゛もちょっと゛な気がするときもありますが、イタ語記事を読む気になれない怠惰読者には、これぐらいがペラペラッとめくれて気軽&お手軽でオススメです。

イタ語記事はダラダラッと長くもないので、興味のある人にはそれほどストレス感じさせず読み切れそうでございます。そして、イタリアを中心としたヨーロッパの展覧会情報もチビッと載ってますんで、美術目的でいらした方は、イタリア着いたらチェックしてみるのも良いかも。

そこらのキオスクなどで4.90ユーロで売っとりマス
Amazon.co.jp:砂の女 特別版: DVD図書館の棚の下の方に放っぽかれたように置いてあったのを、表紙の写真に惹かれて手にとってみると、アンドレイ・タルコフスキーの名が。

あぁ、だろうなぁ。。

としゃがみこんでしばし閲覧。そしてお持ち帰り。

生前のタルコフスキーがポラロイドカメラで写したイタリアやロシアの景色や家族の写真やらが掲載されてマス。

写真の登場人物以外はこの世に存在しないんじゃないか。というぐらいの静謐さが漂う一冊。耳が痛くなるよな静けさ。。とも言えるかもしれません。そして、郷愁。

この本の写真を見ると、タルコフスキーは゛失う゛という感覚に敏感だった人なのかもなぁ。と勝手に想像してもみたり。。

写真の横には、全ページではありませんが、短い文章が添えられてます。まだ未読。

こちらの図書館の貸し出し期間は一ヶ月なので、ゆっくり読んでみようと思います。でもって、この名前、学生のときから要チェック!してるのにも関わらず、いまだ映画は未見なんですよね。。せめて『鏡』は近いうちに観たいなぁ。。なんて改めて興味が湧いとります。

※多分、この写真本、日本ではまだ未発売のようです。興味ある方&イタリア来る方、要チェックっすよー
Amazon.co.jp: DVD: カラヴァッジオ17世紀イタリアの大画家にして、殺人者「カラヴァッジォ」

旅行をしたり、ちょっとイタリア美術に興味を持っている人だったら、一度は耳にしたことのある名ではないでしょうか。その「カラヴァッジョ」の生涯を、イギリスの映画監督であるデレク・ジャ-マンが撮った一本。

この映画、すでに「カラヴァッジョ」のことを知っている人でないと、十分楽しめる。とは言えないつくりになっております。じゃあ、知らない人は楽しめないのか?と言うとですね。。。それはそれで結構楽しめるのではありますが。。。知っている方が数倍楽しめる。ということですね。

デレク・ジャーマンという監督さんは、独特の映像センスを感じさせてくれる人でありまして、長く心に残る映像をみせてくれます。この映画では、彼の人生と絵画、そして監督さんの持ち味が上手い具合に溶け合っています。

私は今だに、少年時代のカラヴァッジョが剣を歯でしごく(というのかな?)場面と、死の間際に十字架に懺悔するのを拒む場面が強く印象に残っていますね。

カラヴァッジョのことを多少なりとも知った上でみても、つっこみ所のある映画ではありますが、これはデレク・ジャ-マンのカラヴァッジョなのであります。つべこべ言わずに楽しみませう。そうそう、この映画によって、カラヴァッジョ同性愛説を強く印象づけた。なんて言う人もいますね。真偽のほどはわかりませんが、監督さんの同性愛は広く知られるところです。すでにエイズでこの世の方ではありませんが。。。

ベラスケス、ル-ベンス、レンブラント。。。
錚々たる天才たちに影響を与えた天才画家にして殺人者のカラヴァッジョ。彼の絵画はイタリアだけでなく、世界中で時を越えて人々を魅了し続けています。もし映像で彼の生涯を。。というのであれば、この一本はどうでしょう。

最後にひとつ。。。
監督のデレク・ジャ-マンは、庭造りでもちょっと有名でありました。彼の家と庭のポスト・カ-ドを持っているのですが。。イイです。。。もし機会あらばご覧くださりませ。
ミケランジェロの生涯(上・下)-ロ-ズマリ-・シュ-ダ-

最初にこの本を見た時には、上下巻あわせて約1000ペ-ジに及ぶブ厚さに「あ、厚い。。」と読むのを躊躇したが、以前からミケランジェロについて物語形式で読みやすいものを探していたので、ためらいつつも手にとり読み始めた。

お、おもしろい。。。

ご存知の通り、ミケランジェロの生きていた時代は、天才量産時代のルネサンス期。教会権力が幅をきかし、一時代にひとり出るかでないかの天才たちが同時代に凌ぎを削る時代。

フィレンツェはメディチ家のロレンツォ・イル・マニフィコ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、歴代法王たち。。歴史、権力、芸術が渦を巻き、交差する。それを物語形式で一気に読ませてくれ、自分も歴史の渦の中に放り投げてくれる。

この本は、旧東独の学生たちの間で随分読まれたそうだ。
なぜかは、読了後に当時の彼らの状況とミケランジェロの生涯に想いを馳せれば分かると思う。

自分は法王の奴隷だ。芸術を定める権利は教会にしかないのか

困難な状況の下、真実と芸術を求め続けたミケランジェロの生涯は、今を生きる私たちの心の琴線にも触れるものがあると思う。
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