外から知る日本

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DVDイタリアの盆栽雑誌。その名も『BonsaItalia』(ぼんさイタ~リア)

ぼんさいの゛い゛とイタリアの゛イ゛が重なってるんですねー

とちょっとカワユイ印象のタイトルではありますが、中身は濃ゆいデス

普通に盆栽ハウツー記事や日本の先生の神業なテクニックご披露記事、イタリア人ご自慢の゛オレの盆栽゛なんてのもある中、日本語講座ってのもあって、そこそこ充実ではありますが、そこはやっぱりイタリア人がつくる雑誌でありまして。。

中国、混ざってマス

ちょっとしたイラストに辮髪の中国人とか使われてて、これだけマニアックな雑誌を作る人でも、「やっぱ、違い分からんのだなぁ」と思うことしきり。日本ブームなんて言われて久しいですが、まだまだなんだねぇ。なんて思っちゃったりデス。
[イタリアの盆栽雑誌-『BonsaItalia』]の続きを読む
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懐かしのニッポン下町バイブルは、東京の下町に住むアメリカ人女性が英語で執筆。ちょっとつげ義春調の挿絵は画家である旦那さん担当。

この本、相方のバイブルでありまして、何か気になる日本モノやコトがあると捲っとります。サイズもボリュームも手ごろで気に入ってるみたいです。私は英語ダメなんですが、ちょっと読むと、簡潔に説明されてて私の英語力でも分かりやすいカナ。挿絵もふんだんに使われているので、厭きませんね。

この著者ご夫妻の生活をテレビで見たことあるんですが、当時の映像では私のアコガレの長屋住まいで、なんとも楽しそうに少し不便だけど暖かく人情味あふれる古き良き日本の生活を満喫されていた様子が印象に残っています。

私も日本に帰る日が来たら、こんな生活したいですねー

著者の桐谷エリザベスさんは、日本語でも何冊か本を出されてます。ちょっとトカイの孤独がつらくなったら&フウと一息つきたいときに読むといいかもしれません。

エリザベスさんのインタビュー記事を見つけました。面白かったので、こちらもオススメ
パルチザン『さゆり』を見てみました。

残念なことに、イタリア語で見たので各国さまざま各人さまざまであろう個性的な英語の発音(?)が聞けなかったんですよね。英語のできない私ですが、やっぱり桃井節の英語や、中国俳優さんたちの中国訛りの英語なんか聞いてみたかったですわ。

そうそう、以前にピーコが『ヒマラヤ杉に降る雪』に出ている工藤夕貴について、「も~う、ユウキちゃん良かったわよ~。それに彼女の英語がウツクシイッ!!ネイティヴに負けてないのよ~。マツダセイコなんか目じゃないわっ!!」と言うてたのを覚えていたので、英語で見れなかったのは残念でしたです。。(英語できないんで、日本語字幕要なんですけどね。。)

と、この映画、ドーゾ、ツッコんでください。と言わんばかりのツッコミどころ満載の映画であります。

なもんで、ビデオかDVDで友達などとツッコミながら、そして時には一時停止してコキオロシながら見るのが楽しい鑑賞の仕方だと思います。

外国人の方と見る場合には、絶対にビデオかDVDで見るのがよろしいでしょね。だって、映画館やテレビでやってるのだと一時停止できないし。でもって、ある程度信頼できる花柳界についての本でも読んでから鑑賞するとモアベタ~ではないでしょうか。「これ、オカシイよ」とか、「これ、笑える」とかとかを説明できるとそこから盛り上がって、二次的娯楽も生まれようってもんです。

そんなツッコミどころはさて置いたら、まぁそこそこ楽しめるんじゃないでしょうか。外国人には、ナンチャッテニッポンではあっても彼らの求める日本のイメージが満載ではあるようなので、娯楽作品としては「ヨイヨイ」って感じみたいです。

桃井かおりのドカーンとした置屋のオカンぶりや、後半の工藤夕貴のハスッパな芸者っぷりに、ポップな着物コーディネイトなんかは良い感じでありました。チャン・ツィイーのやっぱり中国人ですなぁ、な演技もソンナモンとして見れば良いんではないでしょか。゛日本人゛を求めるとキツイですが。。コン・リーの芸者じゃないナニモノカってのも、あの押し出しの強さがあれば、あれはあれでありました。゛日本人゛を求めるのは酷かもしれませんね。。

この映画、逆に見れば、「外から見た日本の文化」が覗ける一本でもあります。折角、日本を題材にした映画なんで、日本人としてはもうちょっと゛正しい゛日本を。とも思いますが、「へぇ~、こういう風に思っちゃってるのね」なんて、外から見られた日本を知ることもできますね。

なんだか占いに行ったときに、「アナタはこうこうこういうところがあって、こういう人だから云々。。」とか言われて、「アタシってこんな面もあるのかしらん?」とか、「えぇっ、そんな風に思われちゃってるのぉ?」とか言われて一喜一憂してるのに似た感じもする映画でありました。もちろん、大抵の占いさんは、「?」だったりもするんですが。。まぁでも楽しいですよね。娯楽としては。この映画は、そんな感覚に似ている気もしましたです。

良かったらドウゾ。そして゛楽しみ゛ながら鑑賞いたしませう♪
zagor.jpg
「ZAGOR」(ザゴール)という「ガラスの仮面」も真っ青の長寿マンガがイタリアにはあります。

約40年の長きにわたり愛され続けているらしいです。
初代の作者さんはすでにこの世にはなく、今は複数の作家さんによって描き続けられています。

そのせいか、内容はナンデモアリ。

顔は007のティモシー・ダルトンばりのZAGORでありますが、この超ダサセンス。。こんなダサセンスがファッションの国とも言われるイタリアで受け入れられているとはちょっと考えにくいのではありますが、どうやらナンデモアリのストーリーが人気のようです。

なんちゃって西部劇みたいな設定で、ZAGORは様々な敵や問題と対峙するのであります。それは幽霊だったり、エイリアンだったり、相撲取りだったり。。。

す、相撲取り??

西部調に相撲取り。。どうやらこのマンガにタブーはないようです。。

先日、サムライバージョンのZAGORをみかけました。。
パラパラと捲ってみると、このサムライさん、強引にもチャイナドレスの中国人美女と恋に落ちるのであります。でもって、川でこの美女さんが川遊びをしていて「いらっしゃいよ~」なんて誘うと、おぬし、ほんとにサムライかっ!!なんてつっこみする間に、とっとと鎧を脱ぎ川へドボン。早いです。だって、ふんどしの上にすぐ鎧ってな出で立ちなんだもん(あっ、でも鎧はちゃんと揃えて川っぺりに置いてました)

そのうち、西部な人々の襲撃に会うも、カンフーばりの立ち回りで敵を圧倒。しかも、「KIAI」とか言うてます。そんなこんななうちにZAGORも登場。。。なんともはや、エセウソジャポンが満載であります。でもなぜか許せてしまうほど、設定が荒唐無稽で笑えます。

長寿マンガなせいか、いたるところで見かける気がするこのZAGOR。
もしこんなニッポンモノを見かけたら、イタリアおみやげにいいかもしれません。
イタ語がわからなくてもOKなシロモノです。よかったらドゾ。
"IL FOULARD MAGICO" Racconto giapponese
Raccontato da DIANE BARBARA//Illustrazioni di ANNE BUGUET
原題「Le foulard magique」

フランス人著者が描いた日本の物語を、イタリア語に訳した絵本。
27ペ-ジと短く読みやすく、絵本なので全ペ-ジに絵が掲載されています。

ど~も中国テイストも入っている気がするのですが。。。まぁそんなものなのでありましょ。
日本人からしたらちょっと違和感があるのは、登場人物のお殿様やお姫様がらしくなく、いやに庶民っぽい。これは多分、浮世絵をモデルにしてるからなのかな。  
(ご存知のように、浮世絵のモデルは、主に遊女や歌舞伎役者さんたちでありました)。
海外の人が昔の日本人を思い浮かべる時、やはり浮世絵のモデルたちを思い描いてしまうのでしょうね。

ここでオッ!と感じたところをひとつ。。。

si era addormentato; la sua testa dondolava avanti e indietro, utsura,utsura.

スゴイゾ!日本語!この「うつら、うつら」だけで、これだけのことを表現できるなんてっ!

とですね。この下の「 Iya, Iya!」は分からないんですよね。知っている方いらしたら、教えていただけるとうれしいなぁ。

Che disgrazie! Che disgrazia! Iya, Iya!
JAPAN/英語版日々、心を砕いていることがある。

それは、勝手に日本語普及計画~

別に大層な使命感からなどではなく、ただ単に「自分がラクだから~」というゆるいもの。

とりあえず、一番話せるようになって欲しい相方に、ケツコン前から色々試みているのですが、その中でも効果あり~だったのでは?と密かに手ごたえを感じた一冊を紹介させてくださいませ。

この本、ガイジンさんが日本を旅した時に、指を指しただけで簡単な意思疎通ができるというスグレもの。ゆる~いイラストがかわいく、写真も豊富。裏表紙には、やりとりの際にメモがわりに使用できるようにと、「この欄は水性ペンを使えば何度でも゛書いて、消す゜ことができます」と、日英で書かれています。う~ん、企画力。

この本で一番の出色は、「日本人を理解するためのヒント」という章。読ませたら、大爆笑でありました。日本人からしたら、当たり前だけど、いざ外国人さんから質問されたら答えにくい日本独特の文化のツボを、軽快にユ-モアたっぷり、そして少々シニカルに説明してくれてます。

patience (我慢/gaman)
"Gaman"may be one Japanese virtue that a lot of gaijins have trouble understanding.If you want to find out what "gaman" is all about, eat "natto" every morning, spend 3 hoursround-trip on a jam-packed train and bow at least 200 times a day.Then you will begin to know why Japanese had to make a virtue out of it.

日本的な美徳のひとつに「我慢」というものがあるが、これを理解できるガイジンさんは少なかろう。「我慢」というものが一体どのようなものか知りたかったら、毎朝納豆を食べて、満員電車で往復3時間かけて通勤し、1日最低200回はお辞儀をする生活をしてみるとよい。なぜ日本人が「我慢」を美徳とせざるを得なかったか、きっとわかるはずだから。

ほかに、愚痴、社会の目、見栄、本音などなどの外国人さんたちからはちと理解に苦しむ「日本文化」が説明されています。異論もあるやもしれませぬが、これを読ませてから日本人に対する「ハテナ」が少しは解消されたようであります。日本語を教えているイタリア人にも読ませてみたら、中々に好評でありました。しかし今では当初の目的とは外れ、私の英語の教科書になってしまっているのがナンですが。。。
私の相方は剣道を嗜むイタリア人なのですが、剣道絡みから、たびたび日本語でも説明のムズカシイことを聞かれたりします。そんな苦労話し
は数知れず。。。そんな時にあんちょこ(ほれほれ、ここ読め。って感じですが。。)で使っているのがこの本。

「剣道 和英辞典」 Japanese-English Dictionary of Kendo

財団法人 全日本剣道連盟
http://www.kendo.or.jp/shop/books.html

その名の通り、剣道に関する辞典ですが、精神面にかんする記述もあり、「ほ--っ」と頷くことしきりであります。1ペ-ジの左半分に日本語、右半分を英語、図解もふんだん盛り込まれていて、見やすい構成になっています。

短いところを少し紹介すると。。。


物事の真相を直ちに感知する能力

Kan
A hunch; intuition; the ability to sense the true circumstances immediately.

気迫
如何なる事態にも立ち向かっていく強い精神力。気概ともいう。迫ってくる相手や事柄に対してこちらからも適切に対応できる強い気持ち。

Ki-haku
The strength of spirit to face any situation. Also called Ki-gai. A strong mind capable of responding properly to a pressing matter or an attacking opponent.

などなど。

日本人だったら一言で分かることでも、説明する段になると中々難しい言葉の解説が短くまとめられていますです。

皆さんは、説明できます?私は。。ダメですね。。。トホホ。。
今日、イタリア語の授業で「芸者」について聞かれたので、随分前に読んだのですが、今だに著者の名前も覚えているこの本から覚えていることと、自分の見知っていることを絡めて話してみたら、みんな驚くほど興味津々で、えらく盛りあがってしまいました。

で、ネタになった本とは。。。「芸者―ライザと先斗町の女たち」
という一冊であります。

著者のライザ・ダルビーさんはアメリカ人の文化人類学者さんで、芸者研究の一環として先斗町で「市菊」の名でお座敷にも出ていた方であります(かなりの美人芸者っぷりだったらしい)。その彼女が自身の芸者体験、調査研究したものをまとめたものがこの本です。決してお堅いものではなく、「芸者」という人間的な部分に焦点があてられているので読みやすく、個人的には興味のツボを押されまくりでありました。一気に読み終えてしまい、「エッ、もう終わり?」っていうくらいのハイスピ-ドでペ-ジが進んだ一冊です。

クラスの中に、この英語版(これがオリジナル)を読んだアルゼンチンの女性がいて、彼女もこの本は一押ししておりました。「芸者ってのはねぇ、、、」なんて、熱く語っておりましたよ。日本のことをこういう風に語ってくれる人を目にすると、なんだかウレシクなってしまうのでありました(^^
イタリアへやって来る時、とても会いたい人がいた。
「とても」というより「スゲ--、会いたい!」という表現の方が近いな。

彼の名はフォスコ・マライ-ニ。
写真家で人類学者。日本研究でも有名なお方。アイヌ研究ってのもしていたらしい。

もちろん、私のようなモノに面識なんかあるはずもないんだけれど、講演会みたいなのがあったら出掛けて行って、あわよくば声なぞ掛けさせてもらうつもりだったのだが。。。

そんなマライ-ニ氏への熱く、暑っ苦しい思いを相方に語っていた矢先、ラジオで「フォスコ・マライ-ニ氏がお亡くなりになりました」というニュ-スを聞いた。

ショ~ゲキ

この衝撃は手塚治が亡くなった時の衝撃度とイコ-ルだったといえば大抵の人には想像してもらえるんじゃないかしらん。

で、なんでこんなに暑っ苦しくも熱い想いを持っているのかといいますと。。

数年前に、東京で彼の写真展があったんですね。
その時のチラシに何点か彼の作品が載っていて、これらがなんとも暖かく「あぁ、日本を愛してるんだわね。。」というのがムワムワムワ~ンと写真から立ち昇ってくるような作品だったんであります。

写真から、彼の人柄やら日本を愛している気持ちなんかが伝わってきてとにかくどんな人が撮ったのか、ひとめ生マライ-ニを見てみたかったのですね。そして、どんなお人柄の方なのかにも興味があったのですわ。

ついでに言うと、実は写真展には行けなかった。
なんで行けなかったのかは思い出せないけど、行けなくて後悔したことは覚えてる。

そんなこんなで、私はただ数点の写真をチラシで見ただけで、好きになってしまったわけなのです。

でもこの好きは積極的なものではなくて、たまにフと思い出しては、「あぁ~、スキ」という断続的なものではありますが。。。

日本でも彼の本が出版されてはいるけど、アイヌ研究のものであったり、ちょっと入手困難なものだったりするようですね。

そうそう、晩年にフィレンツェ大学で教鞭をとっていたというのを小耳に挟んだのですがどんな授業だったのかしらんね。。
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