お時間あらば、しばし立ち止まっていただければこれ幸い。足跡なぞも残していただければ極上のヨロコビでッス。

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Amazon.co.jp: 本: オトコとオンナの深い穴
太古の昔からある「」というお仕事。
現在はいかなる形態かご存知でありましょか?

根源的なモノを感じるこの分野は、身近な方には身近でありましょうが、「一般」を大多数と捉えるならば、一般的には馴染み薄い分野でありましょう(多分。。)。特に女性の方々。。。

性風俗取材から得た貴重な体験を、コミックエッセイとして明るく軽いタッチでまとめてあります。
著者の取材からの思うところもスルどかったりして、考えることしきり、頷くことしきり。。。

では、帯から少し。。。
ハマってしまったら最後-もがくほどに深く、ぬけられなくなるそれは……けっこう楽しい穴生活だったりして(あとがきより)

オトコは何に金を払う?オンナは何を求めてる?。。。


穴にはまりたい方、ハマってしまっている方、溝を感じちゃってる方。。。もちろん興味津々な方にも、横目でみちゃってるだけの方にも。。。おススメであります。

私、この著者の大田垣晴子さんをチラとお見かけしたことあるんですね。小柄でほんわかした雰囲気の方でありました。人伝に聞いた彼女は、おしゃれに中々こだわりのある方だそうであります。。。
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こりゃまた切ない映画であります。

正妻とお妾さんが同居する中国旧社会の富裕なお家の物語。
主人公のコン・リー演じるは第四夫人。ということは、本妻含め自分の前に3人も旦那さんのための女性がおわすのであります。それで何もないわきゃない。

この旦那、「みな仲良くね」なんて言いますが。。。
前の晩、旦那さんと床をともにした夫人は、翌朝の食事には彼女の好物を他の夫人たちと食べるとか、晩のご指名を受けた夫人には、その夜をよりよいものにするために、極上の足マッサ-ジサ-ビスなどあったりと、旦那に目をかけられるとかけられないとでは。。待遇、違います。

いかに旦那の愛を得ようかと、一見マリアさんのような顔で、あの手この手でなんでもアリの第ニ夫人、不倫が発覚し惨殺されてしまう第三夫人、年はとっても絶大な権力を持つ正妻に、妾になりたい小間使い。。。

父親の急死により、20歳前にこの父親ほども年の違う旦那に嫁いできた主人公は、徐々にこの抗いきれない悲惨な運命の渦に飲み込まれ精神を病んで行きます。

夕暮れ時になると、旦那の女たちは小間使いを従えそれぞれの屋敷の門の前に集まるのですが、家老が「四院、点灯!」と叫べば、その夜は第四夫人の部屋へお泊り。そして、扉前の紅い提灯に灯がともされます。この鮮やかな「」が、彼女らの悲惨な運命を象徴しているようで心に染みます。監督チャン・イーモウの巧みさを感じます。

旦那に愛されることは、この世界での権力を握ることを意味し、
この狭い世界では、旦那に愛され子を産むことが絶対の幸福。。。


在りし日の、富める商家の静かで優雅な日常の裏にある、醜い嫉妬と激しい闘争の中を生きる女性たちの物語。

彼女たちの悲惨な運命を印象づける「紅」色の提灯は、本作の舞台に使われた山西省の喬家大院にて見学できるそな。ちなみに当時の喬家の旦那さんは、妾を持たず堅実な人生を送った人だったそうです。
Amazon.co.jp: 本: 香水―ある人殺しの物<br /><br />語
ぁ、原書を読める語学力があったなら。。。と呻いた作品。

18世紀パリを舞台に繰り広げられる、凄惨にして、甘美な物語。
「匂い」の持つ魔力と魅力に人生を翻弄される主人公は、世に存在する香りを全て作り出すことができるようになる。果ては匂いで人をすら自由自在に操る術を得た、天才的な嗅覚を持つ主人公が求めた究極の香りとは。。。

この物語はフィクションかノンフィクションか。。。それほどまでに真に迫った描写力、説得力。
文章を読み進めるほどに、頭の中に立ち込める「匂い」。。。訳者、池内紀さんの名訳本。

原書には、色々遊びが隠されているとも聞きました。
あぁ、、そんな「遊び」と戯れさせて欲しい~。と切に願ってしまうほどのおもしろさです。
"IL FOULARD MAGICO" Racconto giapponese
Raccontato da DIANE BARBARA//Illustrazioni di ANNE BUGUET
原題「Le foulard magique」

フランス人著者が描いた日本の物語を、イタリア語に訳した絵本。
27ペ-ジと短く読みやすく、絵本なので全ペ-ジに絵が掲載されています。

ど~も中国テイストも入っている気がするのですが。。。まぁそんなものなのでありましょ。
日本人からしたらちょっと違和感があるのは、登場人物のお殿様やお姫様がらしくなく、いやに庶民っぽい。これは多分、浮世絵をモデルにしてるからなのかな。  
(ご存知のように、浮世絵のモデルは、主に遊女や歌舞伎役者さんたちでありました)。
海外の人が昔の日本人を思い浮かべる時、やはり浮世絵のモデルたちを思い描いてしまうのでしょうね。

ここでオッ!と感じたところをひとつ。。。

si era addormentato; la sua testa dondolava avanti e indietro, utsura,utsura.

スゴイゾ!日本語!この「うつら、うつら」だけで、これだけのことを表現できるなんてっ!

とですね。この下の「 Iya, Iya!」は分からないんですよね。知っている方いらしたら、教えていただけるとうれしいなぁ。

Che disgrazie! Che disgrazia! Iya, Iya!
Amazon.co.jp: DVD: カラヴァッジオ17世紀イタリアの大画家にして、殺人者「カラヴァッジォ」

旅行をしたり、ちょっとイタリア美術に興味を持っている人だったら、一度は耳にしたことのある名ではないでしょうか。その「カラヴァッジョ」の生涯を、イギリスの映画監督であるデレク・ジャ-マンが撮った一本。

この映画、すでに「カラヴァッジョ」のことを知っている人でないと、十分楽しめる。とは言えないつくりになっております。じゃあ、知らない人は楽しめないのか?と言うとですね。。。それはそれで結構楽しめるのではありますが。。。知っている方が数倍楽しめる。ということですね。

デレク・ジャーマンという監督さんは、独特の映像センスを感じさせてくれる人でありまして、長く心に残る映像をみせてくれます。この映画では、彼の人生と絵画、そして監督さんの持ち味が上手い具合に溶け合っています。

私は今だに、少年時代のカラヴァッジョが剣を歯でしごく(というのかな?)場面と、死の間際に十字架に懺悔するのを拒む場面が強く印象に残っていますね。

カラヴァッジョのことを多少なりとも知った上でみても、つっこみ所のある映画ではありますが、これはデレク・ジャ-マンのカラヴァッジョなのであります。つべこべ言わずに楽しみませう。そうそう、この映画によって、カラヴァッジョ同性愛説を強く印象づけた。なんて言う人もいますね。真偽のほどはわかりませんが、監督さんの同性愛は広く知られるところです。すでにエイズでこの世の方ではありませんが。。。

ベラスケス、ル-ベンス、レンブラント。。。
錚々たる天才たちに影響を与えた天才画家にして殺人者のカラヴァッジョ。彼の絵画はイタリアだけでなく、世界中で時を越えて人々を魅了し続けています。もし映像で彼の生涯を。。というのであれば、この一本はどうでしょう。

最後にひとつ。。。
監督のデレク・ジャ-マンは、庭造りでもちょっと有名でありました。彼の家と庭のポスト・カ-ドを持っているのですが。。イイです。。。もし機会あらばご覧くださりませ。
JAPAN/英語版日々、心を砕いていることがある。

それは、勝手に日本語普及計画~

別に大層な使命感からなどではなく、ただ単に「自分がラクだから~」というゆるいもの。

とりあえず、一番話せるようになって欲しい相方に、ケツコン前から色々試みているのですが、その中でも効果あり~だったのでは?と密かに手ごたえを感じた一冊を紹介させてくださいませ。

この本、ガイジンさんが日本を旅した時に、指を指しただけで簡単な意思疎通ができるというスグレもの。ゆる~いイラストがかわいく、写真も豊富。裏表紙には、やりとりの際にメモがわりに使用できるようにと、「この欄は水性ペンを使えば何度でも゛書いて、消す゜ことができます」と、日英で書かれています。う~ん、企画力。

この本で一番の出色は、「日本人を理解するためのヒント」という章。読ませたら、大爆笑でありました。日本人からしたら、当たり前だけど、いざ外国人さんから質問されたら答えにくい日本独特の文化のツボを、軽快にユ-モアたっぷり、そして少々シニカルに説明してくれてます。

patience (我慢/gaman)
"Gaman"may be one Japanese virtue that a lot of gaijins have trouble understanding.If you want to find out what "gaman" is all about, eat "natto" every morning, spend 3 hoursround-trip on a jam-packed train and bow at least 200 times a day.Then you will begin to know why Japanese had to make a virtue out of it.

日本的な美徳のひとつに「我慢」というものがあるが、これを理解できるガイジンさんは少なかろう。「我慢」というものが一体どのようなものか知りたかったら、毎朝納豆を食べて、満員電車で往復3時間かけて通勤し、1日最低200回はお辞儀をする生活をしてみるとよい。なぜ日本人が「我慢」を美徳とせざるを得なかったか、きっとわかるはずだから。

ほかに、愚痴、社会の目、見栄、本音などなどの外国人さんたちからはちと理解に苦しむ「日本文化」が説明されています。異論もあるやもしれませぬが、これを読ませてから日本人に対する「ハテナ」が少しは解消されたようであります。日本語を教えているイタリア人にも読ませてみたら、中々に好評でありました。しかし今では当初の目的とは外れ、私の英語の教科書になってしまっているのがナンですが。。。
20050303063703s.jpg京マチ子演じる幽霊の凄みと怪しさ、妖しさが今だに忘れられない映画であります。

なんでそんなにアヤシイのでありますかっ!?
と叫びたくなります。

気になるのは、幽霊なのにちょっと豊満すぎやしませんか?というところですが、そんな彼女が住まう黄泉の国に連れ込もうとしている男に上目使いですり寄る場面では、彼女の豊満さがなお一層、この世のものとは思えないスゴミを引き立てておりました。

黄泉の国へ連れ込まれようとしている男の妻役を、可憐&薄幸に田中絹代が演じています。キョーレツな京マチ子に対抗するには、彼女しかいない気がいたします。最後に、田中絹代も夫を想うせつない幽霊となって登場します。

両者の幽霊たちの現世に対する想いや表現の違いを見比べてみるのも、おもしろいかもしれませんね。それにしても、もう二度とお逢いしたくない幽霊、また出てきてほしい幽霊。。幽霊と言っても様々なんですよねぇ。それと素朴なギモンなのですが、幽霊って「心残り」のある人がなるのでしょうか。少なくとも、この映画の幽霊たちは、それぞれが現世に残した心残りのために出てきます。

今日、実家で飼っていたネコが亡くなったという連絡がありました。幽霊でもいいからちょっと逢いたい気もしますが、ネコって「化けてでる」って言葉しか聞いたことないんですよねぇ。できれば、田中絹代のような可憐なのでお願いしたいものですが、どうなんでしょ。でも、日本―イタリア間は、さすがにちと遠いでしょうかね。

そうそう、この映画、「ベネチア映画祭・銀獅子賞」に輝いているそうです。
「Eclissi quotidiane」Roger McGough

図書館で立ち読みしてて見つけた詩集です。
短いものが多く、左ペ-ジに原文の英語の詩、右ペ-ジに伊訳が掲載されています。ゴロゴロしなが眺めるのにいいかもなぁ~、と借りてみました(残念ながら、日本未発売のようです)。

その中で「ふ~ん、おもしろいナ~」と思ったものをひとつ。


The cake

I wanted one life
you wanted another
we couldn't have our cake
so we ate each other.

La moglie piena

Io volevo una vita
tu ne volevi un'altra
ubriachi tutta la notte
ci siamo riempiti di botte.

英語の方が、なんとな~くイメ-ジできる気がするなぁ。
それにしても、題名もこんなに変わってしまうんですね~。おもしろいなぁ。
みなさんは、どちらの方がピンときますか?

短いから、と思って手にとるも、「詩」って想像力を要求されるので、結構ムズカシかったりするんですよね~。不精な私は短いものにしか目を通してませんが、二ヶ国語が掲載されていると、私でもぼんやりとイメ-ジ出来て、分かった気になれるのでうれしいですね。

どちらも母国語でなく、どちらも怪しい実力なので、イメ-ジの部分が日本語で読むよりも大きくなっている気がします。多分、作者さんの意図とはかなりはずれた解釈をしていると思いますが、ひとりで読んで楽しむのには、こういう方が分からないなりにも人一倍楽しめてるカモ(?)なんて思ったりもします。たまにはこういうのもよいですね~。

この作者さん、なかなかにご活躍の方のようです。どんなお人か気になるかたは、ここをクリックすると、イタリア語の記事が読めます。
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