お時間あらば、しばし立ち止まっていただければこれ幸い。足跡なぞも残していただければ極上のヨロコビでッス。

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ヘンデルのアリア集をパラパラ捲っていたら、「オルランド」の文字が目に入り 「そういえば前に見たなぁ~」と思い出し見直してみると、今更ながら気付くことがあって、面白くみれましたです。

この映画って原作がヴァ-ジニア・ウルフで、監督がサリー・ポッターなのですね。それと、タイタニックでは、深窓令嬢にしてプチダイハ-ドな演技を披露してくれ、ブルース・ウィルスも一目置いているのではないか?と思われるケイト・ウィンスレット。彼女の婚約者役で、嫉妬深く、如才のなさで生き残る俳優さん(名前忘れました)が、ゲシイモミアゲを持つ南米男として出演していたのも個人的には出色でありました。

んなことよりオルランド。。。
なんてったってオルランドは長生きです。この映画では、彼(途中から彼女)の約400年分の人生を見られるのですからお得感タップリ。しかも英国貴族ということで、華やかな衣装の変遷を美しい映像で目にできるのも、衣装フェチとしては感涙ものです。

特に気に入っている場面は、朝起きたら男から女に変わっていたんですね。
でもオルランドは平然と「性が変わっただけで同じ人間だ」とすんなり受け入れてしまう。(朝起きてになってたら、また違っていたと思いますが。。。)でも社会はそうはいかない。この辺も面白いナ。と思ったのですが、女になることによって社会的には理不尽な扱いを受けることになるのですけど、精神はなんだか自由になったようで、生き生きしていました。更に、南米男との間に子まで成してしまいます。

精神の上での男と女のホントの違いと境ってなんなんでしょうね。。(やっぱり、精神と、性を纏った肉体というもののしがらみは、切っても切り離せないものなのでしょうか。。。いや、社会とと言うべきか。。。う~ム。。シロウト思考では、頭がこんがらがりますね)

最後にですね、かつて自分が住んでいた、今は観光地と化した城を訪れ、数百年前の男だった頃の自分の肖像画を子供と見る気持ちとはいかなるものなのでしょうか。どんな感慨が湧くものなのか。。。気になるなぁ。

映画で感じたハテナ、原作ではもっと説明されているのかしらん。。。
なんだか、原作の気になる映画でありました。
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ッハ
クラッシック史に燦々と輝くこの名を知らない人は、クラシックに興味のない方でもいないのではないでしょうか。

ナツカシの音楽室には肖像画のポスタ-が貼られ、音楽を学ぶ者は避けては通れぬ大作曲家。そんな近寄りがたいバッハをこれほどまでに身近に感じさせてくれる本は今までになかった。と、思うのであります。

バッハを独創的に演奏したら世界いち~。なG・グ-ルドとの架空の御前試合など、著者のバッハへの愛と創意工夫が感じられます。イラスト満載で気軽に読め、「バッハはなぜライのか」も説明してくれちゃってます(笑)。これからバッハな人も、今更バッハな人も大いに楽しめるバッハ本であります。
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悪魔でも、環境次第(?)では心優しき社会に役立つ悪魔になるらしいです。

この心優しきお役立ち悪魔のヘルボーイは、米国の防衛局に所属し
怪物、超常現象まがいの事件を解決してくれるのであります。

ゴツイ真っ赤な体にジーンズ、トレンチコートで渋くキメ、タバコをふかしながらハスキーボイスで話しをし、怪物と戦う姿は「こんな悪魔ならイイかも~」と思ってしまいます。ひとつ気になることは、髪型がなぜか遊び人の若ダンナ風チョンマゲ。。。

ぜにチョンマゲ。。。
しかも違和感を感じないのはナゼ?

どうやらヘルボ-イ、うれしいことに日本がお好きらしく、部屋にはカブトや刀、着物なんかが置いてあります。(欲を言えば、ちょっと日本好きネタも盛り込んでくれると更にうれしいかったカモ。。。)

人間味溢れ、ねこを愛し、好きな女性がオトコと歩いていると、豪快な跳躍力で建物から建物へ飛び移りながらの尾行。。。「しゃ、写真撮ってる。。。笑ってる。。。」と嫉妬に苛まれている姿は好感度高し。

彼の相棒の黒スパッツの似合う魚人くんもイイ味出してます。
いつもマロヤカでシナヤカな動きで彼をサポ-ト。傷を負い、療養中の水槽の中で懐かしのル-ビックキュ-ブを手に、人生相談にのる彼もまた好感度高しのキャラクター。

対して敵キャラは、ナチにラスプ-チン+怪物チーム。
個人的には、あまりよろしくない。もちっとどうにかならんかったんかい。と気合を入れたくなるよな描かれ方。原作のアメコミのせいか、予算のせいか、作り手のセンスゆえか。。。はわからんのですが、かなりビミョ~

ラスプ-チンなんて超有名キャラなんだから、そっくりさんを使って欲しかった~。なんてのは私の贅沢でしょか。やはりスキンヘッドにヒゲのスリム男性でラスプ-チン的貫禄を出すのは難しい気が。。。ナチの残党のふたり組もこりゃまたイマイチ。ひとりは冷酷無比な鉄火面なのですが、この仮面、デザインがマヌケでナンダカナ~だし、相棒の女性ナチは居なくてもイイんじゃ?ってな存在感。

ムムム。。。話しがちょっとテンコモリ過ぎたゆえのビミョ~な出来だったのか。。。悪魔・怪物・ラスプ-チン、超常現象に魔術、ナチ。。。愛なんてのもちょっと盛り込んでみたりして。。。一時間ちょいの時間内にこれだけ詰め込むのはやはり無理があるのかも。。。

しかしオモロナイ。とは言い切れない魅力あふるる映画でありました。
果たして私の生涯に、こんな手紙を受け取る機会はあるのだろうか。
そして、年老いた将来の私はこんな手紙をしたためられる感性を具えているのだろうか。。。

孫娘にあてた手紙に綴られる言葉の真摯さが
葉から零れるしずくが大地にゆっくり静かに滴り、染みてゆくように
ポツリポツリと心に沁み入ってくるような作品。

スザンナ・タマーロはイタリアの女流作家。
本に掲載されていた彼女の写真はまだまだ若い感じがしたが、
これだけの作品を作り出せる精神の成熟とは、いかにして成せるものなのか。
作品のみならず、彼女の辿ってきた心の軌跡にも惹かれるものがある。

「心の声」に耳を傾けられる感性。
人の心に届く言葉を紡げる技量と感性。。。

どちらも今の私には、まだまだ遠いようだ。。。
いつの日か、原書に挑戦したい一冊である。
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