お時間あらば、しばし立ち止まっていただければこれ幸い。足跡なぞも残していただければ極上のヨロコビでッス。

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Amazon.co.jp:本: ペンギンの憂鬱新潮クレスト・ブックス
この本、ズルイです。

主な登場人物(?)は、憂鬱症のペンギンと暮らす物書きと、マフィアの娘。。。
これだけで物語になっちゃいマス。作中に描写されているちょっとしたペンギンの仕草にシビレてしまい、それだけでも動物好きにはタマランのに、これにマフィアが絡み、政治が絡み、得体の知れない思惑が絡んで予想外の方向に話しが進んで行くんですから、やっぱりズルイ、って気がするなぁ。

舞台はロシア。今だ混沌とした国というイメ-ジのある国。
そういえば、ロシアの闇市場で手に入らないものはナイ。なんて言葉を聞いたことがあります。今もそうかは分かりませんが、私には底知れない国って気がします。そこで繰り広げられる静かで淡々とした暗殺事件。

なんで淡々としてるかというと、ペンギンと暮らす主人公の日常が淡々と描かれているんですね。なもんで、彼が関わってくる暗殺事件の生ナマしさがペンギンとの日常に消されてしまっている感があるのですよ。しかし、ふたつの対照的な非日常が上手い具合に好対照をなし、この得体の知れない暗殺事件の底知れない怖さが強調されている気もします。

この本で作者さんは一気にベストセラー作家さんの仲間入りをしたそうな。
続編も出ているそうです。

そうそう、あるインタビュアーは本書を読んで作者にインタビューをした際、作者がペンギンを飼っていない。というのを信じなかったそうな。それほどまでにペンギンのことがよく描けています。って、ほんとにペンギンのちょっとした仕草にシビレること請け合いです。

なんかやっぱり、ズルイ気するなぁ。
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イタリア語作文練習帳のtomoさんからブックバトンをいただいたので、拙い記憶を頼りに記させてもらいましたっ。こういった機会がないと、中々自分の読書体験なぞに思いを馳せることがないので、良い機会になりました。tomoさん、ありがとさんでッス。

1持っている冊数
分からんです。自宅&実家に分散しているので。。

2読みかけの本
『IL MUGNAIO URLANTE』 Arto Passilinna
数年前、イタリア人の友人が興奮して、「もの凄く面白いから読んでヨッ!あっ、でもまだ難しいかなぁ」と言われて以来気になっていた一冊。春先に購入して読み始めたのですが。。先は長そうです。。と、少しづつ読んでは、相方に読み聞かせています。結構ウケてます。

『なぜこの店で買ってしまうのか』
帯の「買いゴコロ」をくすぐる、「売りゴコロ」の秘訣。の一文に百円で即買い。まだちょっとしか読み進めていませんが、売り買いというのはどうやら奥深~い行為であるようです。買物を通して見えてくる「人間の心理、行動」が興味深いデス。

『ふたりの真面目な女性』
作者のジェイン・ボウルズに惹かれ手に取り、未だ読了できず、です。なんというか、文章がキシキシと軋んでいるようで、不可思議な雰囲気になかなか馴染めずペ-ジが進まないんですよね~。できれば彼女の人生を記した本なぞあれば、そちらを読みたいです。


3最後に買った本
『ツェツェのファブリック・ポ-トレ-ト』
神保町にて250円で購入。フランスの雑貨ア-ティスト(でいいのかな?)のふたりが自分たちのデザインをカタチにしてくれる工場の人々との交流を描いているようです(まだパラッとしか見ていないのであやふや。。)掲載されている写真や文章が(立ち読みナナメ読み)イイ感じだったので購入。フランス語と日本語が併載されているのもミソであります。

4思い入れのある5冊
1)『うろんな客』
ヒトメボレとはこのことかっ。と強く感じさせてくれたエドワ-ド・ゴ-リ-の絵本。これの伊語版『L`Ospite Equivoco』を持っています。原題は『The Doubtful Guest』。シビレます。たびたび何気なしにパラパラとめくってはひとりホンワカしてます。日本での知名度の低さが惜しいアメリカ人作家。余談ですが、無類のねこ好きだそうです。

2)『行こう!野ウサギ』
作者は、前述の『IL MUGNAIO URLANTE』のアルト・パーシリンナ。数年前に日本語の翻訳本を探したときにようやく見つけた彼の作品。残念ながら前述の翻訳本は見つかりませんでしたが、この『行こう!野ウサギ』、なかなかどうして、不思議な魅力を湛えた物語で、一気読みしてしまいました。今でもいくつかの場面を思い出すことがあります。「大人のおとぎ話」として伊・仏で人気を博したそうです。こちらも日本での知名度の低さが惜しい一冊。あぁ、どっかのアイドルさんが「感動しました~」なんて言ってくれたら日本でも知名度、上がるんですかねぇ。。

3)Theodor A Petelnの版画本
10年ほど前になりましょか。よく阿佐ヶ谷-高円寺間にある古本屋さん巡りをしていた頃に出会った版画本。大体二百円から五百円くらいで買えるものだから、たまに人に贈ったりしてました。この本、どう見ても手づくり。中に使われている版画から、手書きの言葉、装丁にいたるまで全部です。そしてそこにはいつも『Theodor A Peteln』の名がありました。どうやら都内に住むドイツ人ではないか?と数冊買い求めた本より推察。ネットで検索したら、この人らしき人物の名が出てはくるのですが、私がここに記したいペテ-ルンかは分からないです。全くもってナゾ。どうしてこれだけ手の込んだ本を、古本屋に隠すように置いておくのか?これは趣味なのか?などなどなど。。そんな謎を解きたいがためか、一時彼の本の出現率が高い古本屋へと足繁く通っていました。

4)トリエステ剣道日記
スイマセン、作者は相方デス。。トリエステという街で行われた剣道合宿の様子を文章はもとより、写真、イラスト、果ては折り紙でこさえたテルテル坊主まで貼り付けてある、ひたすら剣道とそこに集う人々に焦点を当てた日記です。これを一冊と数えるのはどうなのか?とも思いましたが、素人にしちゃぁ結構イイできだし、思いいれもあるしで、とりあえず本の体裁はとれている(?)と勝手に判断して入れてみました。

最後の一冊ですが。。。
実は、子供の頃から読んできた小説の類をノ-トに記録として記しているのですが、今回帰宅してみたら、すっかり義母サマの奇襲というか。。手入れを受けていて、モノの配置が変わっていたり捨てられていたりして、このノ-トも行方不明中。で、内容は覚えているんだけど、作者、題名が思い出せずこれがないと分からない状況なのですよ。なもんで、最後の一冊はこのノ-トが出てきたら記させてくださりませませ(でも、小汚かったから、捨てられてるかも。。(涙)。。)。

tomoさん、スマンだす~
やっと、ゆっくりできる時間ができたと思ったら、気付くと帰国日間近でドタバタな日々。その上、ささやかな自分のほんの日常
なんてのを、時間をみつけては拙い文章に綴ることに気をとられていたら、ちょっとこちらがお留守気味。書きたいものが湧く今がチャンスということで、暫くこちらは据え置きになりそな予感です。

こちらに書きたいことは山とあれど、私のありふれた日常の記憶が頭から消え去ることの早さに驚きを隠せず、老後の楽しみ(?)のためにも、日常を記すことに時間がとられそう。なもんで、こちらの更新のペ-スは、ポコリ、ポコリと忘れたころになりそです。

秋の訪れを感じ始めるころ、再び始まるイタリア生活で、自分のペースを取り戻したら、ネットの広大な世界の片隅の片隅に、ひっそり身を置くこのブログに通りすがっていただいた方たちと、密やかな交流が再びできるのを楽しみに、ちょっと日本へ充電しに行ってきます。

ではでは、良い夏休みを!
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