お時間あらば、しばし立ち止まっていただければこれ幸い。足跡なぞも残していただければ極上のヨロコビでッス。

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Amazon.co.jp:砂の女 特別版: DVDよく分かりませんが、どきどきしてしまいました。

今どきの特殊効果があるわけでもなく、複雑なストーリーというわけでもないんですけど、画面に吸い込まれそうな映画であります。

『砂の女』、監督は華道の家元でもある奇才勅使河原宏。原作は通常の思考を超えた作品群でお馴染みの安部公房。主演は怪優の岸田今日子。とくれば、まだ見てない人もかなりソソられる一本なのではないでしょか。

砂の穴に砂をかきだすことで生活をする岸田今日子、村人に騙され穴に連れてこられ、岸田とともに砂かきで暮らすことになる「お客さん」なる男性との数ヶ月間の生活と葛藤が描かれとります。

噎せ返るほどに降りそそいでくる砂との葛藤、閉塞感、砂の女との情愛にお客さんの砂の穴脱出願望、試み。。この奇妙な状況を、武満徹の音楽が更にキシキシザラザラとしてくれちゃってます。

金、かかってねえなぁ。。なんて思っちゃうぐらいシンプルなセットに、ちょこっとの出演者ではありますが、ヘタな金満映画よりも鑑賞後は余韻が後引く一本ですね。

岸田今日子、妖艶です。訳分からん凄みというか強さがあります。理不尽で一見、無意味とも思える状況の中を生きる「砂の女」を怪演しとります。

多分、この映画、今でも「前衛」って部類に入るんじゃないでしょうか。

そうそう、その昔、イタリアでもこの映画が上演されたらしく、イタリア人のおっちゃんに「『砂の女』、見たことある?」なんて聞かれたことありますです。

日本映画、あなどれません。

見るべし。な一本でありました。
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Amazon.co.jp:天使と悪魔(上): 本
Amazon.co.jp:天使と悪魔(下): 本今更ですか? って、感じですが、『天使と悪魔』を読みました。運良く、こちらで入手できたんであります。ラッキ~

帯には、「怒涛の徹夜本!」の文字が大きく踊っていますが、

これ、ホント。

翌朝、早起きしなけりゃいけなかったので徹夜はできなかったのですが、何もなかったら、確実に徹夜していましたです。

個人的には、『ダ・ヴィンチコード』よりも面白かったですね。

やはり、ヴァチカンが絡んでくるとスケールが違ってきます。「ナンデモアリ」な感じが真実味を帯びて来るのがヴァチカンの偉大さでもあり、得体の知れなさでもある気がします。そして「ヴァチカンモノだったら、そういった歴史やウラミ、どんなストーリーでもアリな気がしてきます」って思う人、多いんじゃないでしょか。そこんトコも抑えつつ、一見荒唐無稽「ナシでしょ、そんな展開」というのを著者は巧みにやってのけてます。

ジェットコースタ-モノでありました。。

その上、荒俣宏も真っ青の知識満載本でもあります。

読み終わった後は、やや脱力。なんだか少~しオツムが良くなった気にもさせてくれる一冊であります。

帯には、「ロン・ハワード監督にて映画化決定」とありますね。

ほんと、ですかい?ヴァチカン、撮影させてくれるのん?

楽しみ、だなぁ
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