お時間あらば、しばし立ち止まっていただければこれ幸い。足跡なぞも残していただければ極上のヨロコビでッス。

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天気の良い午後、「おっ、そうだ!この短篇、読みきっちゃオ-」とズ-っと放置してた本を一冊持ち、友達がやってる喫茶店へ。

これ、Donauさんのトコで紹介されてるのを読んでから、「アラ、面白ソ-じゃん」と気になってたのデス。

では、気になってたオスカ-・ワイルドの『ウィンダミア卿夫人の扇』から、

ぼくは熱烈に、気違いじみて惚れられたことがある。それが、残念なんだ。ひでえ迷惑だったからな。ときには僅かなりとも自分ひとりの時間をもたせてもらいてえや。

〉自分を教育する時間、だろうね。

いや、習ったことをみんな忘れる時間さ。そのほうがはるかに重要なんだぜ、タッピ-。

さすが、ワイルド(笑)

解説を読むと、

-絶妙な会話という燦爛たる無為に数時間を浪費して悔ゆるところのないこの堂々たる軽薄才子は、もともと作家の本分たる創作にわずか数十分を割くのさえ惜しみながら、たちどころに一編の劇を書きあげた。それが、最初の世話もの『ウィンダミア卿夫人の扇』であった。

希代の軽薄才子がチョチョイと書き上げただけあって、テンポも良く、会話もイケてマス。喫茶店でペ-ジを捲る手も早く、一気読み。

気に入ったセリフ、結構あったんですが、最後にもう一つちょこっと紹介。

経験とは、各人がおのれの過失に与える名前なり。

〉過失は犯すべからず。

過失なくんば、人生はきわめて退屈なるべし。

戯曲って、「読みにくい--」と思ってたんですが、なんのなんのっ!すぐれた戯曲は想像力を逞しく、そして楽しく羽ばたかせてくれるもんなのでありますね。

戯曲アレルギ-を解消してくれた一冊でございマス。
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