お時間あらば、しばし立ち止まっていただければこれ幸い。足跡なぞも残していただければ極上のヨロコビでッス。

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書いてみるもんダ。言うてみるもんダー

ということで、ブログで゛いかに本に飢えているかっ゛というのをチョロリチョロリと書いたり、日本人に会うたびに「いやね、困っていることといえば、日本語書籍がないことでね。。」とこれでもか、これでもかっ、と小出しに(?)現状を訴えいたのが功を奏したのか、というより、不憫に思っていただけたのか、書籍交換に応じていただけた観音さまのような方、がいらっしゃいました。

ありがたやーーーー(合掌&揉み手(笑))

トリノ在住の方で、「ミラノに行くので、良かったらお持ちしますよー」なんてお声をかけていただき、鼻息荒く、馳せ参じた次第でございマス。

ミラノなんて都会には、遠方から友達が来るか、本屋巡礼をするか、剣道のお供で行くかでしか重い腰のあがらない私ですが、この日はフットワークも軽く飛んで行かせていただきました。

しかもこの観音さま、重かったでしょーに10冊も持ってきていただいたのでございます。申し訳ないっ、でもアリガタイーー

いやぁ、日ごろの行いがいいのかなーー。と、イタリア来てからトント頭に浮かんで来なかったフレーズがポワンと突如浮かび上がってくるぐらい、幸せな出来事でございました。

しばらく、生きて行けます。ホンット

物心ついた時分から、いつも傍らに本。だったもんで、ないとツライんですよね。コドクなんかには強いんですが、本だけはないとダメ。もちイタ語本でもいいんですが、辞書ないと読み飛ばしで大筋に付いて行くか行けるかなんで、途中からやや修行になっちゃうこともしばしば。。純粋な楽しみな感じじゃないんですよね。だから、この申し出をいただけたときには嬉しかったッス。

本当、ありがとうございます。感謝っ!
そして、またこういう楽しい本と人との出逢いがあると良いナ。

あら、アタシも本好きで読み終わったのあるから交換できるわよー」なんて方、もしいらっしゃって、気なぞ向いたら、どうですか、交換してみません?
[書籍交換、して参りました-ミラノ]の続きを読む
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DVDもう一冊手元に残ってた宮之原警部シリーズの旅情ミステリー。

面白かったですわ、ほんと。

この間読んだのと同様に、読む観光案内な要素+住専問題に殺人事件、そしてパリ郊外で起こった大掛かりな誘拐事件などなど。300ページほどの容量にテンコモリな内容でしたです。

住専なんて、どうなってんダ。と私なんかにはよく分からんかった問題ですが、そういったことも堅苦しくなく登場人物たちを使って説明、語られてます。ちょっと長いですが、おもしろかったんで、以下に引用。

世の中の出来事というのは、原因があり、結果があります。結果だけあげつらって借り手がわるいと騒ぐのはどんなものですかね。わたしにいわせれば、いまの日本のいちばんの問題は、誰も責任をとらなくなったことではないですか。誰も責任をとらない社会というのは、根本のところで間違っています

個人が自分の住宅を持つ。その政策自体、失敗だったのかも知れない。官庁はもちろん、ちょっとおおきな会社に勤めると転勤はつきものなのだ。人間はカタツムリではないから、家を背負って転勤するわけには行かない。なまじ持ち家があるため、単身赴任という非人間的な勤務があたりまえになった。

そしてまた、阪神大震災で持ち家が倒壊すると、消失した家とあたらしく建てた家、ふたつのローンに追われる結果となった。戦前、わずか五十年まえは、都会に住むものは借り家が常識だった。家族構成に合わせて、家が狭くなるとおおきな家を借りる。それが常識だった。国民的文豪だった夏目漱石でさえ、終生、借り家住まいを疑問に思わなかった。戦争で都市という都市が爆撃で壊滅し、住宅難にこりた国民は家を持つことにあこがれたから、政府の持ち家政策は支持されたが、いまになってみると、持ち家政策は失敗だったのではないか。。
』-本文より

自分が家を買う、買わないでドタバタした時期や、持ち家か借家かで考えることもありで、久々にツボにストライクな『みちのく滝桜殺人事件』でございました。オススメ。
DVDさすが大御所、読ませます。

最近、ミステリづいているのですが、その中でもこれはヒットかな。

引退したエルキュール・ポワロが、かぼちゃつくりに精を出して暮らしている村で起きた事件を解決するのですよ。

ポワロがかぼちゃつくってるってのがイイでしょ。

本筋とは関係ないとこがツボだったりもしたんですが、ポワロの灰色の脳細胞が本領発揮する過程も中々にツボでございました。

実は、ミステリ初心者の私ったら、やってはイケナイ。。最初に犯人が明かされる最後を読んでから読み始めたんですが、知ってから読むと、それはそれで゛気付き゛があったので、鈍い私には楽しかったのですが、読む前に最後を読むってダメですよね、やっぱ。

探偵小説というものの性質上、一度読んだら二度読む必要も興味もない作品が多いことを、私も知っているから~中略
わたしはこの作品を「文学」として翻訳することに心をきめることによって、躊躇をおいはらった訳者あとがきより

そういやそうだな、犯人分かっちゃったらねぇ。二度読みはしないことの方が多いんだろな。と思ったんですが、このアガサ・クリスティの『アクロイド殺人事件』は、多分、二度読みが楽しいと思うんですよね。そして有名な作品だけあって、色々な訳者さんが訳してるので、゛読み比べ゛なんて楽しみもあるかも。

そうそう、この作品はクリスティが取ったある手法から賛否両論で、「こんな手法はフェアーじゃない!」なんて声もあるようです。ミステリ初心者の私には、「面白いからイイじゃん」と単純に考えちゃったんですが。。ミステリのお作法。なんてのも存在、するのかしらんね。。

今更ながらに気になってきた、゛ミステリ゛でございます(でももうそろそろ、品切れなのよね。。)

 この本がどこへ行ってるかはココから分かります。
DVDシャム猫ココ・シリーズ23冊目の『猫は火事場にかけつける』を読了

なんでも本国ではかなり人気があるらしく、このシリーズものの人気に乗じた作品が出版されたりもしてるそう。

私は読むのは初めてでしたが、゛多分、面白い゛と思います。

゛多分゛ってのは、訳がイマイチなんですよ。なんか読むのがダル~くなるというか。。

登場人物のキャラが立ってこない。ってんでしょうか。これだけ日本語って多様だし、登場人物も個性あるのに、文章からその個性の見分けが時々できなくて、゛あれ?゛ってなったりするんでございます。ただでさえ、馴染み薄い名前の登場人物が出て来て、私なんかは混乱するのですが、訳というか日本語が上手い人だと問題ないんですよね。

そして、多分クスッとくるとこなんだけど、日本人には笑いのツボがよう分からん。っていうか。。上手い訳者さんだと、表現の仕方は違うけど、日本人のツボに置き換えて訳してくれてて、面白さを共有できるんですが、この方の訳はママ(?)らしい。。+たまにちょっと説明付。だったりしますが。。

笑えん。。(汗)

多分、訳者さんは普通に普通の良い人なんじゃないかしらんね。。

でもって、この本、ほのぼのミステリーなんですよ。殺人事件は起こるんですが、血なまぐさくないし、緊張とか緊迫。なんてのやエロもなし。かわゆい猫が事件解決のヒントを与え、田舎町ののどかな暮らしが語られ。。

もっと゛読ませる日本語゛でないと、私は23冊も読めんですわ。

素材はそこそこ良くても文章力いかんで面白さってかなり左右されるものなんね。と感じた一冊でもありました。他の訳者さんで再読希望でございます。

 この本がどこを旅行中なのか、ココから分かります。
DVDぷらぷら散歩で行き当たったボローニャのとある広場での骨董市で、絵葉書2枚に小さなスプーンを購入。しめて6ユーロ也。

女性が印刷されたフランスの絵葉書は友達への年賀状に、もう一枚はセミナー受講中でこの場に居合わせなかった相方へのちょっとしたオミヤゲ。軍服を着た猫(と犬?)がどっかのお偉いさんの遺体を運んでいる最中の葬儀の一場面。右上には゛La Morte di Cecco Beppe゛の一文が。相方、この一文が気になったらしく、帰宅後に早速ググッとりました。

意外や意外、このお偉いさんは、かの有名なオーストリア皇后でシシィの愛称で親しまれたエリザベートさんのダンナだということが判明。でもって、このダンナ、食べるの早かったらしく、同席したお貴族さんたちは、この皇帝が食べ終わると給仕たちが食事半ばの同席者たちの皿も持って行っちまうので、皇帝とのお食事会はあまり評判がよろしくなかった。なんてことも判明。

なんかオカシイっすね(笑)

そんなちょっとした゛オマケ゛な楽しみもついてきた、ボローニャの骨董市でございました。
イタリア戻る飛行機の前に少し時間があったので、オペラハウスのバックステージツアーに参加。

こういうの、面白いですね

劇場内は、ただ今公演中の゛ドン・ジョヴァンニ゛のセットが組んであって、ライトやらのテストをしとりました。なんかポスターが気に入らなかったんで観劇はパスしたんですが、セットみたら見とけば良かったカモ。と後悔するよな雰囲気がございましたです。

でまぁ、デザイン室やらの舞台裏を見せてもらえるんですな

参加してヨカッタ。と思えたのは、丁度゛白鳥の湖゛の主役さんたちが練習してるとこを見れたことでしょか。満足するまで見せてもらえたので、かなり満足(それにしても、やっぱりバレリーナさんたちは小柄、ですな)

願わくば、英語以外での説明もあればイイですよね。。

えらく饒舌なガイドさんの説明に沸くツアー参加者たちでありましたが、全然英語分からんですから、私。。というのがちと残念、だったかしらんね。

※こちらの方のブログでのツアー説明が感じよいです。興味ある方はドーゾです。
DVDレイモンド・チャンドラー遺作のハードボイルド・ミステリー『プレイバック』

チャンドラーの名は知ってはいたけど、読むのは初めて。そして遺作。これ、探偵フィリップ・マーロウシリーズの七作目だそう。正確に言うと、『プードル・スプリングス物語』というのをチャンドラーはこの後に書き始めるも、最初の方を少し書いたのちこの世を去り、他の作家さんが後を引き継いで完成させたそうなので、遺作はやっぱりこの『プレイバック』と位置づけられているとのこと。

゛ハードボイルド゛というと、なぜかすぐにキタカタケンゾーセンセイを思い出してしまって、なんていうか背筋がムズ痒くなるセリフが一杯、そしてグラスにウォッカ氷がカラ~ン。それがハードボイルド。と思ってたんですね、私(でなけりゃ、内藤陳の「おら、ハードボイルドだど!」(笑))

読んでみると、どっかで聞いたよな格好つけバリバリセリフも出てくるんですが、ムズ痒くはならず結構淡々と読みきれてしまいました。

読みながら、ずっとモヤッとした薄い霧に包まれているような気がしたんですが、多分、勝手に想像するに、作者はアッチとコッチの世の中間にいたんではないかなぁ。と思ったり。なんかこう、グググッと現実的なリアル感を感じないというか。。もしくは、死と見つめあいながら、いや感じながら書いていたんじゃないか。というか。。

チャンドラーの最期がどのようだったかは知らないし、彼自身が執筆中に気付きながら書いていたかは分かりませんが、なんとなく。。あっちの世界のかほりがする気がしたのでありました。初ハードボイルドだし、遺作だし。ってのもあって、そう思い込んでるのもあるかもですが。。

なんか不思議。

機会あったら、他のチャンドラーも読んでみたい、かな。

この本が今どこに行ってるのかココで見れます。
DVD 澁澤龍彦の名と表紙マックス・エルンストの絵、そして題名の『ふらんす怪談』に惹かれ、パリのブックオフで購入。

イギリス人は幽霊を信じるけど、なぜかイタリア、フランス人は幽霊を信じないのが一般的なんだよなー

な疑問があって、イタリアの図書館で幽霊話しの本を探したことがあるんですけど見つからず。相方の本の中からドイツやイギリスの幽霊話集ってのは出てきたけど、やっぱりイタリア、フランスはなかったんですよね。

で、見つけたのがコレ。たまたまパリで。

これ、短編集。幽霊ものの話しもあるんですが、日本のあの湿ったじんわりくる怖さには及ばず。なんだかカラリとしております。

死者や幽霊の話およびSF的な作品で構成され、結末に絶妙なおちをきかせたブラック・ユーモアあふれる洒落た幻想的コント集に仕上げられている裏表紙より

得体の知れないものへの恐怖、って大きくみると国によって違うんじゃないかと漠然と思ってもみたり、デス。
ロンドンでの目的のひとつに、大英図書館(ザ・ぶりてぃっしゅライブラリー)に行くのダ。というのがございました。

この大英図書館にはですね、音楽資料室があるのですよ。

で、ここでレアな楽譜を見つけるのだ、ふふふ

とばかりに訪れるも、残念ながら見れず。。

いやしかしデッカイですわ。でもってなんだかちょっぴりアートなカホリもする図書館。美術館内にあるよなお店も併設されてるし、中々立派そな展示会もやったり(私が行ったときは準備中でした)と巨費が投入されてることだけあって、見ごたえアリ(?)でございました。

とは言うものの、時間の関係でじっくりとは見て回れなかったんですけどね。

その昔は、研究者などの限られた人々が主に利用する図書館であったらしいですが、税金をつぎ込み建て替えた後の今の図書館には、一般に広く門戸が開かれ、多くの人々に利用されているそう。

で、世界有数の研究図書館としても名を馳せているだけあって、その蔵書数もさながら、稀覯本や写本なども多く有し、イギリス国内で出版された出版物はここに献本することが義務付けられていて、半永久的に保存されるとのこと。

いや~、本好きなら行ってみたくなるでしょ(私みたく英語ができないとしても。。)

ということで、図書館好き(?)には、一度は行ってみることをオススメしたい図書館でございました。
DVD絶対、好きそう」と、ロンドン在住の旧友が連れて行ってくれたのは、テンプル教会。

そう、あのテンプル教会でございます(←映画、ダヴィンチ・コードのっ)

昨年の夏にミラノで再会した友に強く勧めた『天使と悪魔』がかなりツボにキタらしく、続編にあたる『ダヴィンチ・コード』→トム・ハンクスの映画を鑑賞後、密かに縁の地を訪ね歩いていた模様。

ほらほら、ココココっ」なんて、すでに記憶の彼方になってる映画のワンシーンを語りながら、私そっちのけ(?)で歴史に浸る友でございました。

結構そういうことに無頓着な私ですが、「そーいえば。。」となんかちょっと楽しくなった昼下がり。こういう読書・映画+αな楽しみも悪くない、ですね。
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