お時間あらば、しばし立ち止まっていただければこれ幸い。足跡なぞも残していただければ極上のヨロコビでッス。

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DVD念願叶って、フィレンツェの解剖博物館へ行って参りました。

前半は標本や剥製やらが鎮座しておわします。

いやはや、地球外生物としか思えない見知らぬ物体Xもちらほらあって、生物の神秘に思わず「ほ--ぅ」。

後半はかの有名な人体模型がズラズラズラリ。

私の愛するバロック期につくられたというこれらの模型はゲイジュツの域に達しとりました。

可憐なる乙女が全裸どころか内臓までもさらけ出しちゃってる姿はエロく切なくなんともはや。

ほかにもカタツムリや猫、鶏の解剖模型などなどもございました。

ひとつ残念だったのは、要予約の骨部屋が見れなかったこと。なんでも1グループにつき(一回この部屋を開けるのに)30ユーロかかるそう(+チケットの半額3ユーロ)。

今度はいつフィレンツェか分かりませんが、よかったらどなたか一緒に割り勘で骨部屋見学いたしませんか?

※ここの人体模型の美しさと精巧さは有名でありまして、写真集も出とりますね。日本人写真家による『バロック・アナトミア』と、ここの博物館による『解剖百科』でございます。絵なんか描く方なぞにも必携と思われる役立つ美術書と思われまするよ。
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DVD南スイスの町を友だちとプラプラしとりましたら、アジアン雑貨と本のお店を発見。

かわいいけど、高い」を友と連発しながら居心地よい店内を物色していたら、ブッククロッシング籠を発見。

籠の中には、エコの『薔薇の名前』とガルシアの『百年の孤独』イタリア語版の計2冊。

思わず持っていた日本語書籍をそっと籠の中に置いてきました。

誰か手に取ってくれるとよいな。

場所は゛絶景かな!゛と叫びたくなる、湖が一望できる教会のすぐそば。

教会を背に階段を降りると、右に喫茶店、左にこのお店がございますよ。

ひとりでチマチマやってるブッククロッシングマップに場所を記しときましたんで、よかったらドーゾ。
DVD今年ももうすぐ暮れる。祖母と両親がこの一年健康でいてくれたことに感謝しつつ、ぼくはまた、故郷を遠ざけたまま一年を過ごす。来年も再来年も、きっとそれを繰り返す。いつかはわからない、けれど確実に訪れるはずの、故郷と直面せざるをえない瞬間を、ぼくはあと何年先送りできるだろうか・・・・・『明日があるさ』 重松清

家族をテーマにした作品を書く作家さんだとは知っていましたが、一冊も読んだことはありません。

海外にいると、好みにかかわらず、流れてきてくれた日本語の本を読むことになります。それは大抵は新しいことを教えてくれたり、新たなる分野の開拓(?)につながったりするので、ちょっとした楽しみにもなっています。この本も、そんな゛ちょっと゛読んでよかったナ。と思えた一冊。

ちょっと不器用でムサイおじさま(?)が真摯に描く短いエッセイには、人とのつながりや家族への想いが詰まってます。

作者がこれらのエッセイをしたためたのは30代後半のとき。今自分がこの年代にいるためか、家族や友だちと離れたところにいるためか、ちょっとココロに沁みました。

何篇か読んでは、ほぅと一息ついて、細い目を余計に細めさせてくれた一冊でした。

海外で読むとまた格別なのかもしれません。

そんな同じようにほぅと一息ついて欲しいなぁ。とこれもブッククロッシングで旅立たせるので、どこかでお手元に流れてきたら、ちょっと故郷や家族を思い出して目を細めてくださいましね。
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