魂の契約を交わした男の人生-『ドリアン・グレイの肖像』

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DVD今週、すっかりハマって読み耽っていた、オスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』をつい先ほど読了

あまりに有名で、粗筋と結末は知っていたのでうっちゃってたのをなんとなく手にとりパラと捲りはじめてハマリました。

最初の゛画家の序文゛にある、ワイルドがこの本の着想を得たと思われる場面に「おや」と思い、その次にくるワイルドの゛序文゛に唸り、いつの間にか読み始めてましたです。

ものごとを外観によって判断できぬ人間こそ浅薄なのだ

-見栄えのしない女はなかなか役に立つ--もし尊敬すべき人物だとおもわれたかったら、見栄えのしない女を夕食に連れてゆけばいいのだ

永遠!恐ろしいことばだ。それを聞くとぞっとする。女が好んで用いたがることばだ

冴えてるね、ワイルド

なんて唸る言葉がちりばめられていたのと、主人公ドリアンが悪に染まって行くも、彼の肖像画が彼の悪徳を引き受けてくれ、ドリアンに代わり醜くなって行く画の変遷やドリアンの心情の動き、彼に影響を与えるヘンリー卿の言葉が面白く、ハマっとりました。大分前の訳なので読みづらいと思ってたのですが、そんなこともなく読み進められましたデス。

これ、今でこそ映画にして欲しいなぁ。現代の映画技術をもってしたら、映像的にもかなり面白く撮れるんじゃないかしらん。

世界的に有名なことだけはあるな。な面白さ、あふれておりました。
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コメント
この記事へのコメント
>唸る言葉がちりばめられて
そうなんですよね。

私も福田恒存だったのですが、古さを感じないというか、どことなくマッチしているというか。
でもこちらでは新訳も出ています(光文社の新訳文庫)。機会があったら読んでみたいと思っています。
トラックバックというのを初体験してみようと思っています、もうちょっと待ってね。
2008/08/17(日) 21:21 | URL | donau #tUnKcmU.[ 編集]
ほんとう、古さを感じなかったです。そしてどことなくマッチしてましたよね。これだけ月日が経っても違和感なく読めるってスゴイなー。と思っちゃいました。

新訳も出てるとは。知らなかったです。こちらも気になりますね。私も機会あったら読んでみたいっす^^

と、トラックバック、お待ちしてまッス~♪
2008/08/19(火) 01:56 | URL | zefiro04 #-[ 編集]
いまだにどういう機能なのかよくわからないながら、トラックバックをやってみました、できたみたい。
おじゃまさまで、どうも。
2008/08/19(火) 11:56 | URL | donau #tUnKcmU.[ 編集]
私もいまだにどういう機能か分からんのですが、どうやら同じネタ(?)でつながれるらしい。上手く使えればなんか楽しソかもー。ということで、私もトラックバック送っります~
2008/08/19(火) 23:54 | URL | zefiro04 #-[ 編集]
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2008/08/19(火) | 折りに触れて
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