幽霊も人生も色々です-溝口健二の「雨月物語」

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20050303063703s.jpg京マチ子演じる幽霊の凄みと怪しさ、妖しさが今だに忘れられない映画であります。

なんでそんなにアヤシイのでありますかっ!?
と叫びたくなります。

気になるのは、幽霊なのにちょっと豊満すぎやしませんか?というところですが、そんな彼女が住まう黄泉の国に連れ込もうとしている男に上目使いですり寄る場面では、彼女の豊満さがなお一層、この世のものとは思えないスゴミを引き立てておりました。

黄泉の国へ連れ込まれようとしている男の妻役を、可憐&薄幸に田中絹代が演じています。キョーレツな京マチ子に対抗するには、彼女しかいない気がいたします。最後に、田中絹代も夫を想うせつない幽霊となって登場します。

両者の幽霊たちの現世に対する想いや表現の違いを見比べてみるのも、おもしろいかもしれませんね。それにしても、もう二度とお逢いしたくない幽霊、また出てきてほしい幽霊。。幽霊と言っても様々なんですよねぇ。それと素朴なギモンなのですが、幽霊って「心残り」のある人がなるのでしょうか。少なくとも、この映画の幽霊たちは、それぞれが現世に残した心残りのために出てきます。

今日、実家で飼っていたネコが亡くなったという連絡がありました。幽霊でもいいからちょっと逢いたい気もしますが、ネコって「化けてでる」って言葉しか聞いたことないんですよねぇ。できれば、田中絹代のような可憐なのでお願いしたいものですが、どうなんでしょ。でも、日本―イタリア間は、さすがにちと遠いでしょうかね。

そうそう、この映画、「ベネチア映画祭・銀獅子賞」に輝いているそうです。
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雨月物語『雨月物語』(うげつものがたり)は、江戸時代の代表的な読本(よみほん)。上田秋成作。五巻五冊。1768年(明和5年)成稿、1776年(安永5年)刊。日本・中国の古典から脱化した怪異小説九篇から成る。内容*白峰(しらみね)*菊花の約(きくかの
2007/03/02(金) | さやかのブログ
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