゛セ・ラ・ヴィー゛なこの一枚-『フランス歌曲集/クロワザ』

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DVD仏歌曲を勉強してるんで、久々に引っ張り出して聴いてみてるこの『フランス歌曲集(FRENCH SONGS RECITAL)』は、メゾソプラノのクレール・クロワザがドビュッシー、デュパルク、ド・プレヴィル、セヴラック、ルーセル、フォーレ、プーランク、オネゲルらの23曲を歌っとりマス。

で、なんとっ作曲者でもあるプーランク、プレヴィル、ルーセル、オネゲルらがピアノ伴奏でも参加しちゃってるという、貴重でセピア色な一枚なのでありますよ。

聴いてみると、今の歌い手さんとは少しスタイルの違いも感じますが、なんとも味ある演奏を披露しております。演奏は1929年頃だそうで、CDには昔の録音でよく耳にする゛雑音゛も混じっているのと、「あぁ、あの作曲家が弾いてるんだぁぁ。。」という今は亡きアノ人への想いも絡まり、なんだかとっても゛のすたるじい゛。

このクロワザ夫人、フランスの名メゾソプラノでございましたが、母イタリア人、父アイルランド人だったそうで、クロワザは芸名だったそうな。キャリアはフランスでオペラから始めるも、演奏会と教育とに力を注ぐようになったそうであります。一説には、オペラを歌える声量を失ったため。という話しもあり。

かなり頭のキレる人であったのと、感性の良さもありで、フランス歌曲の近代及び現代歌曲を中心として活躍したようです。教育者としては、パリ音楽院の教授さんしたり、講習会やらで歌曲の解釈や歌唱法を指導していたとのこと。でもそんな着実なキャリアを築き上げるも、大戦中にドイツ協力者だったということで、フランス楽壇からボイコットの憂き目にあい、晩年はサビシーく一生を終えたそうであります。

あぁ、せ・ら・ヴぃー

フランス歌曲って、こうなんというか独特なんですよ、雰囲気が。

なんとも゛エロ゛くて゛人生゛で哀しくて悲しいというか、人の悲喜こもごもがギュッと詰まっているというか。。

CDのサラッとした解説でのクロワザさんしか知りませんが、なんか妙~に感じるとこありな一枚であります。多分、シャンソン系が好きな人も、このCDは好きなんじゃないかしらん。
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夫人はドビュッシーのような印象派音楽の歌手として、フランスの代表的な芸術家で、詩的な人として稀に見る地味な大家だが、声は元来あまりよくないということを聞いていた~中略~この人の音楽は聴き手の心を知らない間に、特殊の雰囲気の中に引き込んでしまう。丁度ドビュッシーの曲そのものの持つ魅力のような魔力を持っている。実際この人の歌のピアニッシモや休止符は、千金の価があるような気がする。そして自然で、夢の世界があることはまったく独特だ-CD解説より

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