血を見ない頭脳戦を楽しむ―『フェイク』

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DVDコン・ゲーム小説という人気ジャンルがある。゛con game゛とは取り込み詐欺・信用詐欺を意味する俗語であるが、コン・ゲーム小説は本来の狭い意味だけでなく、暴力的な手段を用いず、知能を使って大金をせしめようという詐欺師・ペテン師など小悪党たちが織りなす、化かし合い、だまし合いを描いた小説に対して使われることが多い解説より

こんな小説の分野があるんですねぇ。知りませんでした。

楡周平の『フェイク』の主人公は、情けなく情にもろいやや負け組み青年、脇を固める登場人物たちは適度に小悪党。人を騙す、大金せしめる。なーんて話しではあるのに、暗い感じはなく爽快感さえあるのは、盗られて、やられて困る人が対象ではないのと、登場人物たちが良くも悪くも人間臭いとこにあるのかもデス。

どちらかというと内面系が好きな私としては、そんなに好きな分野ではありませんが、社会音痴な私には、話に絡んで語られる銀座のクラブや株、競輪などの仕組みにチラと触れられて、それなりに実り多い一冊でございましたです。娯楽作品+でそこそこの知識が得られるというのは中々の魅力、であったかも。

サラッと読めるけど、軽く知識も蓄えられる、話しの種になりそなネタありな一冊でございましたデス。

私みたいな社会音痴、小難しい解説本が読めない人は、コン・ゲーム小説っていうのからまずは楽しく゛小難しい゛に触れてみる。ってのもアリかも、ですな。

読者がしばし現実を忘れ、血を見ない頭脳戦を純粋に楽しむことができる。――コン・ゲーム小説とはそんな楽しい小説なのである解説より
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