江戸庶民の悲喜こもごもを垣間見る―『幻色江戸ごよみ』

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DVD時代小説が好きだ。という友に貸した本が戻って参りました。

藤沢周平やシバリョウでも貸そうかと迷ったんですが、この辺の大御所は時代&歴史小説好きなら落としてないだろう。と、宮部みゆきの江戸モノ、『幻色江戸ごよみ』を選択。

楽しくほんわか、時に切なくキューっとなる短編が12編入っとりマス。

どの短編も後引く読後感でして、そのアトヲヒク感じがそれぞれに違うところに、作者の実力を感じました。江戸という時代を語る文章は、するりと現代の私たちの中にも違和感なく入ってくるも、゛江戸゛を感じさせ、当時の庶民と同じ目線に立たせてくれるので、なんてぇか゛身近゛デス。

この本を読んだ友達は、宮部みゆきを知らなかったそうで、「ありがとー。すごい面白かった~」とまた彼女の本があったら貸して~&探してみる~。と喜んでもらえました。

人に本を貸したり薦めるときは、自分が好きなもの。という気持ちもあるのですが、できるだけその人と本の話しをしたりして、好みを推察し選ぶようにしてみとりマス。「この人には、こいうのが合うかなー。好きかなー」とかとか。

そんな自分の選択で相手が喜んでくれると、なんかウレシです。えぇ。満足。

もしかして、ソムリエさんたちの仕事の楽しさはこんなところにもあるのかしらんね。とちょっとにわか゛本ソムリエ゛して楽しくなってみとりマス。
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盆市で大工が拾った迷子の男の子。迷子札を頼りに家を訪ねると、父親は火事ですでに亡く、そこにいた子は母と共に行方知れずだが、迷子の子とは違うという…(「まひごのしるべ」)。不器量で大女のお信が、評判の美男子に見そめられた。その理由とは、あら恐ろしや…(「器量のぞみ」)。下町の人情と怪異を四季折々にたどる12編。切なく、心暖まる、ミヤベ・ワールドの新境地!裏表紙より

目次
第一話 
    鬼子母神
第二話
    紅の玉
第三話
    春花秋燈
第四話
    器量のぞみ
第五話
    庄助の夜着
第六話
    まひごのしるべ
第七話
    だるま猫
第八話
    小袖の手
第九話
    首吊り御本尊
第十話
    神無月
第十一話
    侘助の花
第十二話
    紙吹雪
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コメント
この記事へのコメント
こんばんは。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。
2009/07/08(水) 03:42 | URL | 藍色 #-[ 編集]
トラバ、ありがとうございます!
と、宮部さんの江戸モノで『かまいたち』も面白かったです♪
2009/07/08(水) 16:03 | URL | zefiro #-[ 編集]
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下町の人情と怪異を四季折々にたどる12編。 すごく引き込まれました。 まるで江戸の町にいるみたいにリアルです。 人々の喜びや悲しみ。...
2009/07/08(水) | 粋な提案
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