運命の女を巡る世紀末ヨーロッパの愛と死、そして官能-『夜ひらく』

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DVDミラノにて、久々に出合った辻邦生本。タイトルは『夜ひらく』

なんか、インビです

ということで即買いでした。そして急に週末の夜に読みたくなって一気読み。

時代は1800年代終わり。世紀末。舞台は、ヨーロッパ各国の都市。夜をこころゆくまで開かせる運命の女をめぐる物語が6編。

今現在のヨーロッパって、個人的にはあんまし魅力ないんですが、バロック期からこの19世紀末、そして20世紀の音楽、美術、ファッションとかにはググッと引き寄せられてしまうのデス。

そこはかとなく漂う゛淫靡さ゛ってんでしょうか、そういトコにググッと来るんだと思います。゛淫靡゛って、手持ちの電子辞書によると、『性的にだらしなさを感じさせるさま。みだら』とアリ。でもですね、゛ママ゛だとダメなのよ。なんていうか、全部見えちゃ、ツマランでしょ。分かっていただけるかしらん(笑)

そんなミエミエインビな感じがする現代ではなくって、匂いたつ淫靡を感じるちょっと前のヨーロッパが好きなんであります。見えちゃダメなのよ。で、品がないとっ。妖しくないとっ。

そういう淫靡さを、゛知゛を感じる抑えた品ある筆致で邦生センセ、書いてくれちゃってマス。

サスガ、です

私考えるとこ、満足するとこの゛淫靡゛がこの本にはございました。

手許に置いて、長く愛でたいと思いますが。。これって、図書館にあった本を売ってたらしくて、貸し出しカードを挟むためのポケットが貼ってあったり、整理番号の跡が。。(泣)

仕方なし&残念。。でもめぐりあって良かったデス、この本に。
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パリ十月の死の匂い
ウィーン狩人たちの午後の歌
グラスゴウガラス帽子と赤い薔薇
ペテルブルグ吹雪の夜のヴィーナス
ミラノ星空のメリーゴーラウンド
彼方へ逃亡者たちの砂時計
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