猫に翻弄される人間たちをコミカルに描く-『猫と庄造と二人のおんな』

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DVD神保町の小宮山書店で、店の脇に置いてある100円ワゴンセールで見つけた谷崎潤一郎センセの『猫と庄造と二人のおんな』でございマス。

以前、友達に実家で飼っていた猫の話しをしたら、この本に出てくる猫にそっくりダ。と言われ、いつか読もうと゛出会い゛を待っていたのでした。

友がうろ覚えで教えてくれた内容とは全然違ってたのはご愛嬌、ではありましたが、とにもかくにも読んで良かったナな一冊でございましたです。

題名にある順序はそのままエラサ順(?)を表しとるそうで、一番は猫ちゃんになるそう(笑)。題そのままに、猫ちゃんに翻弄される人間たちの人間関係、ココロ模様がそれぞれの立場から丹念に描かれてとりマス。そして大阪弁で語られてるとこがまたまたなんとも可笑しくて、上方漫才を見てるよう。ちょっとシンコクな人間関係にしても大阪弁を使うとどことなーく柔らかさとオモロサが漂って、゛ぷぷっ゛、゛クスッ゛と一息入り、いつの間にやらこれまたなんとなーく収まってそうな気がするんですよねぇ。なもんで、普通に考えると深刻な状況なのに、どこか笑えてコメディな感じの一編になってマス。

実は密かに、国会とかで使う日本語は大阪弁にしたら緊迫した空気も多少和らいだり、審議中に船を漕ぐ議員さんも激減するんじゃないかしらん。とモウソウするときがあるんですよっ(笑)

口でばっかりそない云わんと、証拠見せてエな。そやないと、あんたみたいなもん信用せエへん本書18頁より

したことはしたけど、そんな約束実行せんかて済むように、何とかそこんとこ、あんじょう云うて貰えんやろか本書30頁より

なんか、良いと思うんですよネー(笑)

と、これ、映画にもなってるそうです。庄造役には森繁久彌、二人のおんなには、山田五十鈴と香川京子。

スンゴクイケテソウ、でございます。見たいなぁ

そうそう、この装丁って加山又造センセだったんですねー。知らなかったなぁ。
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