ここでは、「本」 に関する記事を紹介しています。

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DVDえっ、虚弱な和歌だんなと妖怪コンビが猟奇事件を解決!?-畠中恵『しゃばけ』帯より

江戸をこんな風になんとも幻想的に描いた小説を読んだのは初めてでございました。

表紙のイラストも内容と合ってて、かわいいんだけども、ちょびっとコワいがほどよく溶け合った良作。活字を読まない人や子どもさん、そして大人まで楽しくさらりと読めるんじゃないでしょか。

時代小説の大御所たちの文章に比べると、ちょっと物足りなさも感じますが、今までになかったアイデアや個性的な登場人物たちの活躍が文章云々を補っていて、楽しく一気に読ませてもらいましたデス。

なんかちょっと間抜けな妖(あやかし)たちと人間の交流、今の時代がちょっと失いかけてる人情もしっかり描かれていて、なんだかホンワリ。

でもこれだけなら江戸ファンタジーで終わっちゃうんですが、猟奇殺人事件がこんなほんわか集団を巻き込み、人間と妖が協力して解決に乗り出すっていうんですから。。読ませマス。

これ、日本ファンタジーノベル大賞優秀賞作品。人気もあるみたいでシリーズ化されてますね。これはシリーズ一作目。

なんともかわゆいイラストがタイトルになってる゛しゃばけ倶楽部゛なんてサイトもございます。イラスト見てるだけでもなんだかホンワカ。ちょっと探したら、やっぱりテレビでもやったようです。ココから小説冒頭部分が映像で見れまッス。良かったらドーゾ♪
DVDおもしろすぎっ!!

田辺聖子女史の『私本・源氏物語』は絶対お勧めの笑えてタメになるオトコとオンナの物語

主人公は、稀代のプレイボーイ光源氏ではなく、架空のお供゛伴男゛さんが日記調で綴る光源氏とその周辺の日常でございます。

この伴男さんたら、まぁなんとも男女間の機微に精通しとりましてですね、地位・財産・容姿に恵まれるも中々運命の女性に巡り会えない女難(?)でまだまだケツの青い光源氏さんへの思うとこ、そんな源氏さんへの助言や自身の恋愛事情を柔らか大阪弁で語っとりマス。

この大阪弁がまたよくってですね、人間味あふれててイイんですわぁ。

もしこれをイタ語に翻訳するとしたら、ゼヒともナポリ弁で訳してもらいたですねぇ。私、方言ってすごく好きなんですよ。自分自身が東京出身なもんで、方言ってアコガレるんですよね。だから方言を持つ人たちには、ガンガンと東京だろがどこだろが、故郷の言葉で話して欲しいんですよねー。だって楽しいし、あぁ、色んな響きがあっていいよなー、どんなトコなんだろーとか、この言葉だったら、こういう話しをするときにピッタリだよなーとか、想像力が広がりマス。

この本は、大阪弁の持つ響きをうまーく使って、光源氏やその時代の人たち、風俗を堅苦しくなく描いてて楽しく読めるのに得るトコ大きい一冊。作者の田辺さん、上手いです。

週末に本友とお茶するから、貸したげよ~っと。
DVDたまたまネットで見つけて読み出した『十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。』と、えらく長い題名の遠藤周作センセのこの御本は、没後10年後に発見された原稿を出版したものだそうッス。

手紙の書き方を通して、書き方によって受け取った側はどういった印象を受けるか、ちょっとした心遣いでどう印象が変わり、どれだけ人をシアワセにしたり、温かい気持ちにするかが狐狸庵センセの軽妙な語り口で書かれとります+この原稿が書かれたであろう経緯、行方知れずになった当時の状況にも触れていて、手紙と゛原稿゛を通して、得るとこ大きいエッセイ。

手紙を書く人は今は少ないから需要低し~(あっ、私は手紙書くの好きなんすよ)とは言うなかれ、手紙の書き方を通して、人に対するちょっとした心遣いは手紙云々関係なく、普段の人間関係においても大いに学ぶものアリ。

これ、ネットで読めるのですが、スッゲー絶妙にところどころページが抜けてマス。。

タイトルにひかれて読み始めて、プチ発狂しましたですヨッ。

でもまぁ、試し読みには良いかもしれないので、気になる方はドーゾです。
DVD友から『基本の和食-とりあえずこの料理さえ作れれば①』
をもらいましたです。

表紙のデザインからも分かるように、中もシンプルで見やすいレイアウトになっとりマス。写真も豊富で、大きい文字は見やすく文章も簡潔。ページごとに余白も十分にとってあるので、料理をつくりながらパッと見るにしても見たいところがすぐに探せるシンプルレイアウト。

私はですね、料理本って見るのは好きなんですけど、いちいち材料全部きっちり揃えて、ぴっちり計量して。。なぁんてことはしないッス。なもんで、見るのは写真を見て、材料との欄にサッと目を通して、足りない分は冷蔵庫にあるものと、作る料理の相性考えながらー。ってなぐらい適当。あとは按配。

その点、この本は写真が大きくてオイシソー(←これ、重要)だから料理作る前のイメージ本(?)として大いに活躍していただいとりマス(笑)

私みたいなテキトー、面倒臭がり屋、そしてこれからお料理な超初心者にもあると良いかもな料理本。本代630円の元は大いに取れる、と思いますよん。
DVD神保町の小宮山書店で、店の脇に置いてある100円ワゴンセールで見つけた谷崎潤一郎センセの『猫と庄造と二人のおんな』でございマス。

以前、友達に実家で飼っていた猫の話しをしたら、この本に出てくる猫にそっくりダ。と言われ、いつか読もうと゛出会い゛を待っていたのでした。

友がうろ覚えで教えてくれた内容とは全然違ってたのはご愛嬌、ではありましたが、とにもかくにも読んで良かったナな一冊でございましたです。

題名にある順序はそのままエラサ順(?)を表しとるそうで、一番は猫ちゃんになるそう(笑)。題そのままに、猫ちゃんに翻弄される人間たちの人間関係、ココロ模様がそれぞれの立場から丹念に描かれてとりマス。そして大阪弁で語られてるとこがまたまたなんとも可笑しくて、上方漫才を見てるよう。ちょっとシンコクな人間関係にしても大阪弁を使うとどことなーく柔らかさとオモロサが漂って、゛ぷぷっ゛、゛クスッ゛と一息入り、いつの間にやらこれまたなんとなーく収まってそうな気がするんですよねぇ。なもんで、普通に考えると深刻な状況なのに、どこか笑えてコメディな感じの一編になってマス。

実は密かに、国会とかで使う日本語は大阪弁にしたら緊迫した空気も多少和らいだり、審議中に船を漕ぐ議員さんも激減するんじゃないかしらん。とモウソウするときがあるんですよっ(笑)

口でばっかりそない云わんと、証拠見せてエな。そやないと、あんたみたいなもん信用せエへん本書18頁より

したことはしたけど、そんな約束実行せんかて済むように、何とかそこんとこ、あんじょう云うて貰えんやろか本書30頁より

なんか、良いと思うんですよネー(笑)

と、これ、映画にもなってるそうです。庄造役には森繁久彌、二人のおんなには、山田五十鈴と香川京子。

スンゴクイケテソウ、でございます。見たいなぁ

そうそう、この装丁って加山又造センセだったんですねー。知らなかったなぁ。
DVDしまった。。おもしろい。。

一気読みできる時間は取れなかったけど、バタバタしながらも、やることやりながらも、続きが読みたくなってしまった坂口安吾の『白痴』。しまいにゃ、夜中の3時ころに起き出して、短編をひとつ読んでしまったり。

あまりにも有名すぎて、実際に読んでもいないのにすっかり読んだ気になってたのでありました。それを、古本屋にて105円で発見。装丁に惹かれ購入。

この一冊には『白痴』を含む7つの短編が収録されとります。どれも゛白痴゛と同年ごろに書かれたものとこのこと。

私はいったいどこへ行くのだろう。この汽車の旅行は女が私を連れて行くが、私の魂の行く先は誰が連れて行くのだろうか。私の魂を私自身が握っていないことだけが分かった。これが本当の落伍者だ。生計的に落魄し、世間的に不問に付されていることは悲劇ではない。自分が自分の魂を握り得ぬこと、これほどの虚しさ馬鹿さ惨めさがある筈はない本書22頁より

オノレの魂と世間や欺瞞、偽善と戦い続けた安吾の書く文書はギリギリでございます。堕落して、堕落して行く中で望む魂の高揚。現実と観念とのギャップ。。現実での堕落、絶望、その底辺から見上げた現実世界は、安吾にすべてを曝け出し、彼の懊悩とともに作品に凝縮されるにいたっていて、読ませマス。

私が購入したこの゛白痴゛は97刷目。時を経ても世代が変わっても、読み続かれて行く理由は、いつの世も変わらぬ゛ギリギリ゛なとこをしっかり押さえた作品であるからなんじゃないでしょか。
DVD英語勉強のハウツー本なノリで読むと今ひとつなんでしょーが、単純にエッセイとして楽しめましたデス。

ソニー創業者の井深大氏に『英語屋さん』として仕えた若き日の著者・浦出善文さんの四年半を綴ったエッセイでございまして、プロのプライドに価値観、苦労話し、大企業のトップとは、などなどを堅苦しくなく、どちらかというとホノボノ感漂う体験談の中から自身はもとより、井深氏や秘書さんに社員さんらの仕事っぷりを通して語られてマス。

文章はなんとなーくイマイチなんですが、内容があるのと、200ページほどというのも手伝って、一気読みでございました。


平均的な日本人はコミュニケーションがまだまだ下手だ。それは「英語が流暢に話せない(またはうまく聞き取れない、書けない、読めない)」などという単純な問題ではない。話すべき内容や主張がない、話していることが論理的でないといった、もっと根本的な問題なのである。気の利いた英語の言い回しをひとつ、ふたつ知っているかどうかなど、所詮は末節の問題に過ぎない本書P201より

この最終章に記された言葉は、井深氏の゛英語屋゛をしたからこそ自然と出た言葉のように思いマス。このエッセイ、ただの英語屋稼業なことだけでなく、人に対する心づかいやコミュニケーションとは。働くとは。そんな生きて行く上でも大切なことが書かれていたよな気がいたしましたデス。
DVDシミ・シワ・くすみが消えた! 美肌がよみがえった! 黒髪がグングン生えた!

このキャッチに惹かれ、(台所漢方)『キッチンでつくる美白水&美髪水』を買ってしまいましたデス、はい。

イタリア来てからというもの、水が悪いんだか多かった髪の毛も薄くなり、地肌が見えてきちゃったんですよっ!! マイッタ。。だもんで、髪の重さにも配慮して髪型はただ今ショート。失ってから分かる髪のありがたさ。。

そんな背景がございまして、゛キッチン゛→家でつくれんだな、簡単に。でもって安いんだな、多分。と思いしばし立ち読み→即購入。

総ページ数は100ページに満たないですが、今の私にピンポイントなネタ満載であったのと、読みやすく、本誌に出てくる人たちがフツーのおばちゃんやお姉ちゃんがほとんどでエラク親近感が湧き(というか、自分でも大丈夫そう。。)、古本屋価格300円で購入いたしました。

で、イタリアでイザ実行ってなったとき、゛酒粕パック゛とか言われても「酒粕なぞ手に入らんしっ」とイタリア在住にはややハードル高いレシピもありましたが、きゅうりや卵の薄皮、塩とスキムミルクなどを使ったものなど、基本的には国関係なくできそなレシピがほとんど。

私はとりあえず、髪に良いというルイボス茶とグレープシードオイルなぞを飲んだりつけたりしてみとりマス。

ちょっとググッたら、中々に評判の良い本であるようでっす。高いお金かけて美容に云々するのにギモンな方や私のようなアトピー超敏感肌な人にも良さそなレシピも載ってますんで、本屋で見かけたら立ち読みでもしてみておくんなまし。
DVD偉大なるオタク、荒俣宏作、『魔書 アントライオン』を読了したのは約10年前の1998年。でもいまだに読んでいたときに浮かび上がってきたイメージが頭を過ぎるときがあるんですよね。

怖がりなくせに、どーも怪物や化け物ものに弱い私は、タイトルだけでプチクラリ。舞台は魔界。前世と誕生の間の物語。って書くとなんかよく分からんですが、人は誕生する前に怪物たちと戦う義務があるわけですよ。怪物たちに食べられたり殺されちゃったりすると、晴れて゛誕生゛のときに自分の守護神にこれらの怪物がなってくれちゃうわけですが。。この主人公はえらく強いんで、喰われるどころか、これらの怪物たちを次々と殺してしまうわけです。。

なんか、ゲームみたい

なお話しなんですが、登場する怪物のキモさが肝でございまして、怪物好きにはオススメなカタくなく読みきれる物語。

ちなみに゛アントライオン゛というのは、頭ライオン体が蟻。という怪物。こんな怪物がボコボコ出てくるんで、妖しくてシビレます。そんな奇怪な怪物たちと戦う主人公に「だ、大丈夫か、大丈夫なんかぁ~」とノミの心臓の私はドキドキしっぱなしで夜を徹して読みふけってしまった思い出が。。

表紙画は天野喜孝。本書の雰囲気と合ってマス。ないす。
DVD知れば迷ひ 知らねば迷わぬ 恋の道」-by 土方歳三

ひっくり返りました、これ読んで(爆)

これ、友達から借りてる浅田次郎『新選組読本』で、黒鉄ヒロシ氏と対談する浅田氏が紹介してる土方の俳句でございます。この他にも、沖田総司はヒラメ顔だったーー。とかとか、あんまり新選組のことをよく知らない私でも笑いと゛へぇ~゛を連発しながら楽しく読了できました。

この゛新選組読本゛は、『壬生義士伝』と、『輪違屋糸里』の誕生秘話や取材エピソード、対談などで様々な角度から新選組に迫る配慮がされています。私のように、上記2冊読んでなくてもOKでございましたよ。

でも私がこの本の中で一番気に入ったのは、作家の生い立ちが語られている部分。著者の語り口も絶妙だけど、ご両親のキャラ(?)と人生そのものがまさに小説、いや映画そのもの。「銀幕の父母」、必読でっす。

でもって、この『壬生義士伝』ですが、これも映画になってるんですね。渡辺謙主演でドラマにもなってるそう。こちらはユーチューブで視聴できます
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